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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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183話・貴方はやっぱり私の物

ネタがない?

それがネタなのだ!!

 その日の夜、最低限組織の経営に必要な数を残して、それ以外の分体をすべて回収、「訓練場1」そこで、私と名無しの魔人の二人がずっと訓練をしている。

 彼女はよくここに居るが、それ以外の時間はほとんどダンジョンに居る、常に魔物を倒し続け魔力を増やしているのだろう、せっかく作ったボスラッシュも、最近はタイムアタックになってしまっている、そろそろ新しい魔物でも作ってみましょうか……。


「そろそろ、力を取り戻しましたか?」


「そんなものはとっくの昔に終わっている」


「ここはどうですか?」


「住みやすくはある、自らの強化もやりやすい、唯一のマイナス箇所としては、貴様が頻繁にやってくることだな」


「……そろそろ私の物になってみませんか?」


「なる訳がないだろう」


 その回答を聞いたは私は、全ての魔力操作をやめて、彼女へと向き直る。


「……なら、一つ勝負をしましょう」


 私のその言葉が私から出たことが意外だったのか、それとももっと別の事なのか、彼女は何かに驚いたかのような顔をしたまま、今までずっと止めなかった鍛錬の手を止めた。


「……勝負?

 ……誰と誰が?」


「私と……貴方でです」


「……何が目的だ?」


「貴方が欲しいだけですよ……あなたがこの勝負に勝てば、もう二度と勧誘なんてしませんよ」


「その代わり、もし貴様が勝てば、我を貴様に差し出せ……と、言ったところか」


 その一言をつぶやいた後、彼女は大きくその口角を上げ、その申し出に対して了承をしてくれた。


「良いだろう、魔力量の多さ、出力の多さだけが勝敗を分ける物ではないと教えてやる、我が永遠に手に入らないという授業料と共にな!!」


 その言葉と共に、彼女の体から濃い紫の色をした濃密の魔力が放出され、それに対して私は……


「大丈夫です、そんなことは分かっていますよ」


 彼女にそれだけ伝え、白い魔力を身体から漏らし、ゆっくりとその魔力は天井へと昇っていく。

 私の魔力が天井に着くのが早かったのか、それとも私達の行動の方が早かったのか、私達は互いに魔力を大量に放出し、互いにぶつける、その衝撃は訓練場を揺らし、城を揺らし、周囲数キロの大気をも揺らす。


「こんな小競り合いもう終わりにしませんか?」


「そうだな……」


 その直後に空間に満ちていた私達の魔力が霧散し、反対に、私達の周囲に漂う魔力の用が増加し、此処から私達の本当のお遊び(殺し合い)が始まる。

この二人が戦っても城が無事でいる方法は……(検索中)

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