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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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164話・3Dプリンター

BingAIっていうチャットAIにこの小説の感想聞いたら、なんか私の知らないシーンの感想が返ってきた。

 昨日、神王様にバルドルフ達とあまり触れあっていないことを指摘され、久しぶりだが、従者になってくれた彼らに会いに行こうと思った。

 しかし、普段、体の一つは常に商会の仕事をしている、二つ目は私の分体とも言えるヤミリシアの国家運営の補助に、三つ目は、私の商会が保護、登用している子達に、何かを教えたり、教えられたりしている、四つ目は神界で生徒たちに授業を行い、五つ目は神王様に授業をしている……。

 改めて整理すると、仕事が多い、此処から更に何かをすることは難しい……、しかし、数日くらいなら大丈夫だろう……などと考えながら、取りあえず誰に会いに行くからか考えながら城の中を歩く。


「さて、誰から会いに行きましょうか……」


 私がそうつぶやくと、まるでタイミングを計ったかのように爆発音が聞こえ、直ぐに音が聞こえた部屋に向かう。

 私が部屋に到着すると、そこにはニーナとドミナンス、そして、作成班の子5人が部屋の中心の何かの消し炭の周りに集まっていた。


「一体何をしているんですか?」


 部屋の様相は、まさにそこで小型の爆弾を爆発させたようになっていて、周囲にガラスや金属の破片が飛び散り、部屋中が軽く焦げていた。


「何か新しい物を作れないかと試行錯誤してまして……」


「新商品の開発をしている最中で何を間違えたのか爆発が起こったと……」


「はい……」


 そう答えたニーナは、耳や尻尾を垂らしていうなだれている。


「まあ、爆発に関しては気にしなくてもいいですよ、研究している最中に危険な反応が起こるなんてことはよくある事ですから、それよりも大事なのは、なぜこんなことが起きたのかをまとめる事と、後片付けです……、まずは後片付けから始めましょう」


 その後、私も手伝ったものの、散らかったガラスや金属の破片などを片付けるのに10分近くかかってしまった。


「それで、一体何を作っていたんですか?」


「それが……こういう物で……」


 そう言って渡されたのは、構想が書かれた書類、そこに書かれていたのは、内部で様々な物が作れるようにする機械、3Dプリンターの構想が書かれていた、ただ、素材には魔力や金属など、地球での3Dプリンターとは全く違う物を素材としていた……。


「……これは、難しいですね、やってみましょうか」


 その後、8人で一緒に設計図を書き始める、最初は、科学で何とかしようと思っていたが、結局無理だという事がわかったので、最終的には、何十、何百と言う魔方陣や魔法式を使用した魔法製の3Dプリンターの設計図が完成した。


「それなりに難しかったですね」


「そうね」

「そうですね」


「私はまだ用事があるので、作成の方はお願いします、何処かで詰まったら呼んでください」


 そう言って私は他の子達に会いに行った。

従者になった子達の事なんて呼ばそうか、もう終盤にもかかわらず悩んでいる作者です。

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