158話・試験開始
毎日投稿とか絶対無理、みんなどうやって毎日投稿してるんだろ……
「今から試験の説明をする、よく聞けよ」
そう言って説明が開始される、その後30分、少し長かったが要約すると、試験の数は3つ、今は内容は伝えないが、全ての試験で、私達が『創造神』がする行動だと思うことをしろ、という事だった。
結局のところ、何をしたらいいのか分からなかったが直ぐに試験が始まった。
「今からが試験の開始だ、最初は、そうだな……、お前等、なんか創れ」
特に順番は決まっていないのか、自身がありそうな人から前に進んでいく、私は何となく3番目の一についた、順番が決まったところで、審査員が、一人目を雛壇の上に呼び出す、その人は自分の名前を名乗って、その場で何かを創造する、彼が作り出したのは、よくありそうな剣だった、彼の説明では、どうやら勇者の剣の様だ、身体能力の向上や、魔法効果の向上、自動修復に自浄作用など、何処かで聞いたことがあるような効果が付いていた。
二人目が出したのは、何処かで見たことがありそうな金属……本当にどこかで見たことがある、あれは私が色々な鉱石と私の血を混ぜて作った金属だ、効果も正にそのままだった、二人目のその人は、その鉱石にリジナイトと名前を付けていた、後でその名前を貰おうか……いや、もうあの鉱石も作ることもないだろうしどうでもいいか。
「さて、君の番だが、一体何を創ってくれるのかな?」
「まあ、少し悩んではいたのですが、二つ創らせていただきます」
その次の瞬間、私の両手には飴玉ほどの大きさの、白色と黒色の二つの球体が握られていた。
「私が創るのはこの二つです」
そう言って、私は机の上に、その球体を置くための器を作り、その上にそっと球体を載せる。
「これは一体何だい?」
「簡単に言うならば、『最初』と『最期』です」
「『最初』と『最期』?」
「はい、世界でもどんなものでも始められますし、不変の物でも永遠でも終わらせられます」
私の説明に、審査員をしている人たちは少し難色……というか、顔を青くしていたが、私はそれを回収して雛壇を降りる。
その後、残り10人近くの第一試験が終わると、次は別室での面接、普通の企業面接と同じような事を多く聞かれたが、それらに対しては、単純に答えるだけで終わるので、楽だった、それなりの時間がたち、10数人分全員の第二試験も終了、これからが最後の試験となるのだが……。
「最後の試験内容だが……お前らが創れ」
はあ、一体どうなる事やら……。
後書き前書きって、自分の作品の紹介に使ったり、星の催促をしたり、私みたいに喋ったりするけど、使わないっていうのも一つの手だよね




