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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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149話・現在までの道

ここからは誰の誘導もない、自由な物語。

 この森を見たことは一度もないが、多少の誤差はあっても確かに私がいた時間軸のはず……私がそんなことを考えていると、急に膨大な魔力の発動が感じられた。


「これは……」


 私がその魔力の方へ全速力で走ると、そこには、何処かで見たことがある国があった、そこを千里眼や、透視などを使ってその国の王城の中を見ると、そこにはこの世界に来てから一番最初の記憶通りの景色が広がっていた。


「これは……、一年前ほどだったでしょうか、なんというか……懐かしいですね

 ……あ」


 暫くの間、その光景を眺めていると、昔の私が、急に魔力探知を始めた、私は全力でその範囲外に出る、以前の私はあんなことをした覚えはないが、恐らく、私が何かを変えてしまったのだろう。


△▼△▼△▼△▼


 私はそれからの10日間、昔の私達を監視した、私と同じように昔の私も唯に訓練をしていた、なんだか、私がやっていたものよりも若干キツイ物な気がするが、恐らく気のせいだろう。

 そして今日は10日目、私がダンジョンへと追放された日、私が適当に私達クラスメイト達の中、特に私か唯が追放されるのは逃れられない様で、私は色々と細工をして、うまく、昔の私が追放されるように調整した、唯ならともかく私ならなんとかなる。


△▼△▼△▼△▼△


 暫く唯たちの光景を見ていると、過去の私がバルドルフの所にまでたどり着いた、最近気が付いたことだが、私とこれより先で私が主従契約を結んだ彼らとのつながりはまだ残っている、明らかにバルドルフより弱い私に、バルドルフが恐怖を抱いたり、私がバルドルフやフェニと対等以上の主従契約を結べてのはそのためだろう、いつから続いているのかは知らないが、私より前もいたのだろう。


△▼△▼△▼△▼


 そして、そこからは、私の知る歴史と同じように進み、私は一応魔法の修行しながら、あの時を待つ、何故魔法で行かないのかは、単純に、魔力の無駄だからだ、あれは短い時間だからと言って使用する魔力が少なかったりはしない、むしろ何故か、昔の私はかなり道から離れるのでその修正でここから離れるわけには行けない。

 そしてついに、昔の私が過去へと戻るタイミングが来た……

他作品への浮気がすごい作者です。

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