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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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140話・先制攻撃

わざわざ宣誓してからするのは、先制攻撃じゃなくて普通に攻撃してるだけだと思います、先制攻撃をするからには、不意打ちじゃないとだめですよね。


 それから1日かけて、唯一分かっている敵の拠点から、何かを伝達しているわけで無ないことを確認した、もし何かを伝達していれば、また違う方法を取っていたが、してないなら多少楽になる。


 今回連れてきたのは「ウド」「リェク」「リヴィ」「レイエス」「アペティート」の五人、少ないと思うかもしれないが、隠密するにはちょうどいい人数で、複数人を捕縛するのに特化した者だけを連れてきた、たった一日見なかっただけだ、一週間、一ヶ月毎の定時連絡もあるだろうし、それが何時かもわからない、ただ、毎日行わないという事はそれなりにめんどくさい手順が必要と言うわけで、その手順が終わる前に、全員を捕縛してしまえばいい。


「では行きますよ、敵は全員捕縛です、向こうには連絡は一切させないでください」


「「了解しました」」


「「分かったぞい」」


「わかりましたわ」


「……ゴー」


 その掛け声と同時に全員が飛び出す、誰にも気づかれないように、外で見張りをしている通り道にいる全員を捕縛しながら進む、決してだれ一人逃さず、見つかるよりも先に捕縛する、そこを監視している人間も先に見つけて捕縛する、捕縛をするのは、特に殺す意味がないからだ、それよりは色々として無理やり働かせた方が利益が出る。


 多少入念に外に誰か居ないかを確認し、施設内に入る、施設内は軽い迷宮のようになっているが、私が入ってすぐに施設全体をマッピングした、敵の場所を記したの地図を作り彼らに渡し、全員解散して攻略する。


 他の場所はレイエス達に任せ、私はおそらく此処の施設長だろう人の所に向かう、途中何人か襲ってきた人間を全員拘束しながら進み続け、30分程でその場所にたどり着く。


「おい、救援要請はどうなっている!!」


「まだ装置が起動できていません!!」


「急げ!!」


 そんな会話が聞こえるが、そんなことは気にせずに入室する。


「こんにちわ、貴方達を拘束させてもらいに来ました」


 それから30分ほどで、魔神教の拠点にいる教団員全員を拘束、その拠点にある資料や貴重なものなども押収する、その中にはいつぞやに見た『魔人の結晶』がたくさん存在したその中に幾つか『魔神の結晶』と言うものもあり、恐らくこれが魔神復活の要なのだろう。


「これはどうしますか?」


 そう言いながらレイエスが10箱ほどの『魔人の結晶』と『魔神の結晶』が入った木箱を持ってきた。


「私がどうにか処理します、この辺りに入れておいてください」


 そうして、私が作った空間に色々と収納していき、捕縛した人を連れて城へと帰還する。

次回は向こうから攻撃してきてくれるかな?

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