表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/58

プロローグ



「――さん! お客さん! 大丈夫ですか!?」


地面が冷たい。

ヒュオオ…… 風も少しばかり強いようだ。

「お客さん! 地面にキスしてないでおーきーてーくーだーさーいー」

先程から聞こえる声は、どうやら僕に向けられているらしい。

少女の声。

重い目蓋を開くと……白。

視界に広がるのは白一色。

これは……雪、か。

こんな所で僕は寝ていたらしい。

「あっ! 起きましたね! 立てますか? 早く『中に』入ってあったまりましょー!」

少女は僕の腕を肩に回し立たせてくれた。


この銀世界の中……目の前にはぼんやり、【洋館】が見えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ