No.8 もうやだ
現在俺は耳を掴まれて引きずられています。
ハイエルフは耳が長いから掴み安いのかな?
あっ・・・黒い扉の前で離されました。 ちなみに、結構痛かったです。
「ここだ、入れ」
「はい···」
まだ耳が痛い····
一体これは何なんだ、まだクエストが続いているわけではないし。
「あっ、きたきたその子が例の子?」
「あぁ、そうだ」
「なんか・・・普通だな」
「いやいや、こいつの凄いところは、超遠距離狙撃とナイフによる近接攻撃能力だぞ。第1見た目なんて邪魔なだけだ」
あの〜全く話についていけないです・・・あの~頭を撫でるのやめてくれませんか?
「おっそういえばこいつらの紹介してないな、紹介しよう。右の顔と頭に縫い傷があるのがドラトンで、さっきからお前の頭を撫でているばーさんがフレイヤだ」
ちょっフレイヤさんものすごい睨んで来てますが? あ、殴られた。
「どういうことかしら?ばーさんって、私まだ26なんですか?」
「っちょ、まてまてこんな所でナイフを出すな!そして俺を刺そうと構えるな!」
自業自得だろ。
「ねぇ、この子明らかにあなたにボコボコにされた跡があるんだけどこれ、どういうことかしら?」
「それは、さっきこいつを鍛えてやったときにこいつが魔導銃の使い方が解らずに暴走させたからな」
「はぁ?使い方教えなかったのかよ」
「こいつが、使えるって言ったからな何処まで出来るか見たかったんだ」
「で?壊れたのか?」
「ああ」
すみません壊しました···
「おい!あれ作るの大変なんだからな··· まあいい、それでそいつの魔力量はいくらなんだ?あれを暴走させるってことは相当なんだろ?」
「聞いて驚くな1200だ」
「なるほどそれなら納得だ」
「あの~すみません普通はどれくらい何ですか?」
「ああそうか知らないんだな。だいたい500あれば良いほうだ」
なん だと。俺そんなに魔力特化なのか?
「まあ、とりあえずこれからは仲間だ」
「そうね。ハイエルフなんて鍛えたら|どうなるのかしら」
「|それもそうだな。お前明日も来いよ」
「はい···」
あれ、何で俺の腕を掴むんだ?
「一旦出るぞ〜」
痛い痛い腕に爪がめり込んでる~
❲サーバー内で最初に国に所属した人物があらわれました❳
その後ギルド前まで連れて行かれたので、そこでログアウトした。
読んでいただきありがとうございました。