No.4生産職ギルドにて
「お前ら名前は?」
「タロー」 「レイジ」
「オーケー、タローとレイジだな?」
「「はい」」
「それで?」
「「は?」」
「それで職業は?」
「錬金工作師です」
「魔導鍛冶師です」
へ〜こいつそんな職業になったんだ
「あー タローが、錬金工作師だな?」
「はい」
「ふぅーん、エルフの錬金工作師ね〜」
「? どうしたんですか?」
「こっちの話だ 。 ところで、おめーら2人物作ったことねーだろ」
なんかものすごい睨まれているんですけど・・・
「で、どうなんだ?」
「ありません」
「俺はあるぞ」
うわぁ、さらに睨まれた〜ていうかあの顔で睨まれたら子供泣くぞ。ていうかこいつまさかβテストでも生産職だったのか?
「場所と材料やるからとっとと何か作れ!」
「「ハイィ!」」
あっさり返事したけどなんか今ものすごいこと言ってなかった?
「今場所やるって言いました?」
「あぁ言ったちょうどいい空いている建物があるからな」
「な、なあ建物ってどれくらいの値段なん?」
「普通にモンスターを倒している人で1か月ぐらい稼いだ値段・・・」
「まじで?」
「まじ」
「あなたの名前は、なんでしたっけ?」
「そういえば言ってなかったな、俺の名前はハララカだ」
あれ、ハララカって確か毒蛇の名前だったような···この人なんかやばい人?
俺たちは、スキルを使うためにレベルを上げないといけない。だけど、俺たちは生産職プレイヤーだから戦闘職プレイヤーよりも攻撃力が低いからモンスターを倒すのに時間がかかるか・・・
そのまま俺たちは冒険者ギルドへ行こうとした。
ハララカは、実在する生き物です。南アメリカにいる、噛まれたら結構死にます。
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