No.3 スキル内容確認 生産ギルドへ
「「はっ!」」
「と、とりあえずこの意味確認しよ」
「そ、そうだな」
{神話級 生産スキル}
神器となることができる物を作ることができるスキル。
大きすぎる力を使うには、上位種族でもある程度のレベルが必要。
どの程度かは、スキルによって違う。
「上位種族って何なんだ?」
「お前もしかしてゲーム世界の設定見てないのか?」
「あぁ」
「仕方ね~やつ。上位種族は、レベル50で進化することでなれる種族だ」
「つまりそれって、ある程度レベルを上げろってことだよな?」
「ああ、そういえばお前の種族は何?」
「俺は、ドワーフだよ。鍛冶師といえばこれだろ?」
「そうだな。ところでお前のプレイヤーネームはなんだ?俺は、タローだ」
「俺は、レイジだ。お前名前そのままじゃん!」
「しかたねーだろ思いつかなかったんだから···」
こいつも俺みたいにユニークスキル以外にもスキル持っているのか?
「お前他にスキルは?」
「暗殺術を持っているぞ」
「えー!お前もかよ!」
「お前も、持っているのか?」
「持ってるよ~」
「そろそろ生産ギルドか、冒険者ギルドに行かないか?」
「どっちにも行けば良いんじゃね」
「ん?どちらか1つじゃないのか?」
「そんなわけないさ〜掛け持ちできるよ〜」
「それじゃさっそく生産ギルドへ」
「ここであっているよな?」
そこにあったのは、こいつが言っていることが納得できるほどのボロボロな看板がある傾いた建物だった。
「「失礼します〜」」
「ん?」
「「ひっ!」」
入ってすぐに、カウンターにいるおじさんに睨まれた。
「おめーら新人か?」
「はい」
「へい」
何あれちょーこえーんですけど、あの人。
あきらかに、あの人、戦闘職だろ。顔にばかでかい縫い傷あるし。
「あの~ここって生産ギルドですよね?」
「あぁそうだよ」
「ここで、ギルドに加入できますか?」
「!! よく来てくれた。今すぐ登録するか?」
「「はい」」
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