No.10 ついに冒険者ギルドへ
お久しぶりデス
翌日
「こんにちわ・・・」
「おっ来たか。もう来ないかと思ったぜ」
怖いから来ただけですけど!無言で手招きをして奥の部屋に連れていこうとしないでください。怖いから。
睨まないで下さい、行きますから。
「あれ?こんな所に部屋なんてありましたか?」
「暗殺者の居る建物だぞ?隠し部屋の一つぐらいあるに決まってるだろ」
ダメだこの人少しおかしい
「訓練の前にやってもらう事がある」
「はい」
「良い返事だ。まず、お前には冒険者ギルドに加入してもらう。何故ならその方が色々な国で動きやすいからだ」
「はい」
「わかったなら行ってこい」
「はい」
こうして俺は、威圧に負けて機械みたいに同じ言葉を繰り返してから冒険者ギルドに向かった。
「やっと冒険者に俺もなれる!そう言えば生産ギルドから出る時に冒険者ギルドマスターに渡せって言われたこの手紙は、何なんだろう?」
カラン
流石に人が多いな。カウンターも10個もある。・・・生産ギルドなんて2個しかないのに。
「ようこそ冒険者ギルドへ。依頼ですか登録ですか?」
「登録です」
「わかりました、二番のカウンターへどうぞ」
「はい。ありがとう」
「登録ですね」
「はい。お願いします」
「それでは、そこの手形にてを置いて下さい」
「はい」
「・・・は?」
「どうかしましたか」
「何ですか、このステータスは!」
「MP 1200!こんな魔力量見たことがないです」
「あぁ~」
そう言えば、大体平均が500とか言ってたな~。




