青い甘い失恋
女はひどく冷たくもなれば、ひどくおしとやかな生き物である。女心は人類の歴史の中でも、解明されることのない、不完全なものである。その不完全な心を解きほぐすのは、やはり愛なのだろうと思う。
自己愛と人類愛と、必要なものはわかっている。ただ他者を愛す能力が欲しい。純粋な愛が欲しい。そう男は願っていた。考えてもわからないのに...五感をフルに活動させて、君の静かな呼吸に耳を澄ましていたい。また再び出会うための約束。諦めなんかじゃない。
ですよね。
そうですよね。
ですよね。
そうですよね、わかってましたよ?あなたの気持ち
僕を嫌うのも、憎むのも、苦しめるのも
あなたがあなたを認められないのも
全部僕のせいにしたいんでしょ?
わかってたんだ、本当は君の正体なんてその程度だってことに
わかってたんだ、本当は君のことなんて守る価値もないってことに
わかってたんだ、わかってたんだ、わかってたんだ
さよなら、大切だった人
僕は君とは違う道を選ぶよ。
さよなら、さよなら、さよなら
愛していた人よ
可哀想なくらい君を泣かしてやりたかったな...
可哀想なくらい君を傷つけて苦しめたかったな...
可哀想なくらい君を抱きしめて、きつく抱きしめたかったな...
これは恋だったのか、今も僕にはわからない...
でも、きっとどちらにせよ、君は僕の元から去って行くんだろう?なら
この決断は正しいはずさ!だってどちらにせよ僕に居場所なんてないから
この判断しか、方法は無かったんだ。
ありがとう、君への最後のラブレターを送るよ
I LOVE YOU
いかがでしたか?元カノに宛てた手紙...『劣等感』でもそうですけど、お別れするのに言葉がないって凄く悲しい事だと思うのです。善意だろうが悪意だろうが、誰かしらの記憶に残っていたい...悪いイメージでもいいから、覚えていて欲しい。僕ならそう考えます。最近は日本での自殺者は増える一方で、人身事故等の自殺は本当に悲しすぎると思います。きっと遺書すら残さないで死んでいくのでしょう。僕はそういう人たちを否定はしませんが、理解出来ないと思います。愛が何らかしかの作用が働いて、愛すべき人と巡り会うこと。僕たちを繋ぎ止める一部になれたならこの上ない喜びです。短いですが、読んでくださり、ありがとうございます!長編も頑張りますので、引き続きそちらの方も良かったら読んでみてください。よろしくお願いしますm(__)m