39匹目 ユウのクラスチェンジ①
ソフィーが粗方片付いたので更新再開します。
魔王強すぎ>< 表ボスは初期装備、アイテムごり押しで勝てたのに・・・
後コルちゃんはエロ可愛い。あんなアクロバットな戦闘してるのに絶対履いてないって!サービスサービスぅ!
おはようございます。
リアルだと夕方だけど。FWO内だと昼まっさかりだけど。
闘技大会まで後5日。クラスの中でかなりギスギスしているグループとバクスイしているグループがちらほら見かけるようになってきた。あいつらゲームに本気すぎるだろう。こういう大会とかで優勝は基本的に難しいんだから程ほどにがんばるのでいいんだよ。
てなわけで森に行きますか。
目的は昼の森奥で出現するモンスターの封印と俺のクラスチェンジ。後いればトレントの木材の採取だな。
じゃあ、しゅっぱ~つ。
-------------------------------------------
《スキル:ダッシュがレベルアップしました》
《召喚モンスター:アイギスがレベルアップしました任意のステータスを上昇してください》
《プレイヤーがレベルアップしました任意のステータスを上昇してください》
アイギス ハーデンゴート
Lv11 → 12
体力 21
筋力 11 → 12
敏捷 11 → 12
器用 13
魔力 4
精神 10
スキル
危機察知 悪路走破 怒り ダッシュ 硬化
ユウ サモナー
Lv14 → 15
体力 13
筋力 13
敏捷 13 → 15
器用 13
魔力 20
精神 20
スキル
杖Lv6 蹴りLv16 召喚魔法Lv13 火魔法Lv11 水魔法LV12 鑑定Lv10 ダッシュLv9→10 回避Lv5 防御Lv5 耐寒Lv7 耐暑Lv1
《スキルポイントを2点獲得しました。SP10→12》
《プレイヤーがクラスチェンジ条件を満たしました。クラスチェンジ先を選択してください》
《クラスチェンジ候補:ハイサモナー(上級召喚士)
アタックウィザード(近接魔術士)》
《ハイサモナー(上級召喚士)
モンスターを召喚し従える力が上昇したサモナー。
召喚モンスターと心を通わせることによりステータスに補正が入る。
また、スキル《クラスダウン》を習得できるようになる。
主な攻撃手段は召喚魔法等》
《アタックウィザード(近接魔術士)
接近戦での魔法の使用に特化したマジックユーザー。
基礎攻撃力、魔法の詠唱速度の小上昇及び、詠唱の中断率、魔法の威力が小低下する。
また、スキル《マジックトゥフォース》を習得できるようになる。
主な攻撃手段は属性魔法、杖等
※注意※
この職業を選択した場合職業ツリーが変更になります。
元の職業ツリー専用のスキルは使用できなくなりますので注意してください》
「お、キタキタ!」
「メエエエエエ!」
森の奥へと向かう途中で無謀にも挑みかかってきた野犬の群れをチャチャっと片付けたらあっさりレベルアップしてしまった。半日アリと格闘していた経験値が残っていたのかな?でもボーパルとミズキはレベルアップしていないから丸々2レベル分の経験値は無かったと。半日ぶっ続けで戦闘し続けた結果としては微妙じゃね?まぁいいか。それよりも問題は俺のクラスチェンジだ!
「よし、俺がクラスチェンジしたからちょっと休憩な」
「きゅい!」
「ホー!」
「メェェ」
休憩と聞いて辺りの安全の確認に飛び立ったミズキと忙しなく耳を動かすボーパル。ドテっとねっころがるアイギス。
うん。まぁいいんだけどね。アイギスの役割は索敵じゃないし休めるときに休むのも必要だしね。
俺のクラスチェンジ候補だが……これ実質一択だよね?アタックウィザードになったら召喚魔法が使えなくなるって事でしょ?選択肢出す意味あんの?
というわけでハイサモナーにクラスチェンジ!
ユウ サモナー → ハイサモナー
Lv15
体力 13
筋力 13
敏捷 15
器用 13 → 14
魔力 20 → 22
精神 20 → 22
スキル
杖Lv6 蹴りLv16 召喚魔法Lv13 火魔法Lv11 水魔法LV12 鑑定Lv10 ダッシュLv10 回避Lv5 防御Lv5 耐寒Lv7 耐暑Lv1
《プレイヤーがハイサモナーにクラスチェンジしました》
クラスチェンジ完了!
……うん。ボーパル達と違って職業が変わるだけで見た目は一切変わらないから実感が湧かないな。
とりま、新しく習得出来るようになったらしいクラスダウンのスキルを見てみたいところだが。
ぐぅ~
「おなか……すいたな」
「きゅい?」
「メェ?」
俺が木によりかかってあぐらで座ったとたんに足の間にスポンと納まったボーパルと、ねっころがったまま地面をかいて近づいてきて勝手に膝枕をしだしたアイギスがあげた疑問の声に、なんでもないと手を振って答えると2人ともまた静かに目を閉じて休憩に戻った。
時間的にまだ晩御飯まで1時間以上あるが今日体育があったからか結構おなかがすいている。走って帰ってきたのも理由の一つかも知れないが。
何かストレージになかったものか。リンゴとか買ってなかったけ?あっ、
「そういえばこんなの貰ってたなぁ。いろいろやってるうちに完全に忘れてたわ」
ストレージから取り出したのはうさぎのシチューだ。いつかリアさんに作ってもらったやつだな。すっかり忘れていた。
ストレージの中で何日も放置されていたのに木のおわんに入ったシチューは湯気がたつほどあつあつでおいしそうな匂いが辺りに広がっていく。
「うん。うまそうだな。じゃあさっそく。いただきます」
おわんとセットで出てきた木のスプーンを使ってシチューを掬う。乳白色のスープの下には大きめのブロック状に切ってある人参やジャガイモとなによりもお肉が沢山入っていた。
ゴロゴロと入っているお肉を一つ掬って食べてみる。……うん。ウサギ肉ってどんな味がするのかと思っていたけど触感は鶏肉みたいな感じだな。まぁゲームだしサンプル的にウサギ肉は調達できなかったから鶏肉を使ったとかそんな感じかな?それとも実際のウサギ肉も鶏肉と同じ様な味なのか……リアルで食べたことがないから分からないが。
でも一つだけ分かることがある。それはこのシチューがとてもおいしいということだ!
リアさんがオススメするだけあってウサギのシチューは絶品だった。スキルがあればこれが作れるのならばなるほど。他に役にたたなくても料理スキルは取ってみてもいいかもな。
「「「……」」」
「ん?皆も食べてみる?でもシチューって食べれるのかな?」
ハフハフうまうまモグモグとシチューを口に運ぶ俺をじーと3対の目が見つめていることに気づきシチューをもう一つ取り出して目の前の地面に置いてあげる。
「ほら、食べてもいいぞ~。でも食べれなさそうならムリはしちゃダメだからな」
「きゅい~?」
「ホー」
「メェェ」
ホカホカと湯気を上げるシチューを囲んでボーパルが浮かんでいるニンジンの一つを掴みあげてもきゅもきゅと食べ始め、ミズキはくちばしでウサギ肉を掘り当てて丸呑みにして、アイギスはおわんの中に顔を突っ込んで水を飲むようにぺちゃぺちゃやってる。
うん。アイギスはすごく食べにくそうだ。後、顔がきちゃない。飛沫も飛ぶし。2羽からは微妙に距離をとられてる。
器だけでも分けようかと思ったけど、何だかんだ本人達も楽しそうだからまぁいいか。やっぱり目の前で食べられると自分も欲しくなるものだよね。
犬とかでもあるよね。野菜スティックとか犬も食べれそうなものを食べているときに物欲しそうに見てくるからあげたら、コレじゃないって、ペって吐き捨てて、今食べてるそっちを寄越せってこっち来るやつ。
中身同じだから!やっぱり動物も人が食べているものはおいしそうに見えるものなのかね?
そんな微笑ましいボーパル達の食事風景を眺めつつ、スキル一覧を眺めていると、あった。一覧の一番下にスキル《クラスダウン》。必要SPが……15ポイントか。今12ポイントあるから後レベルアップ2回で取れるな。高いのか安いのかはよく分からないけど……《蹴り》スキルに10ポイント持っていかれた事を考えれば安いか。他に取りたいスキルもないし。
んー、でもスキル名通りのスキルなら今はそんなに必要じゃないな。たぶんクラスチェンジを戻せるスキルだろう?退化みたいな感じ。
んー、でもせっかくの職業専用っぽいスキルだし……んー、でも《耐寒》みたいに急に欲しいのが出るかもしれないし、……んー、でもなー、んー、んー、んー、んー、んー
「?……きゅい?」
「うーん、もぐもぐ。うーん、もきゅもきゅ。うん?ボーパル?どうし……敵か?」
取らぬタヌキの皮算用をうんうん唸りながら考えていた俺は、ボーパルが突然立ち上がって(かわいい)森の一点をじーと見つめだしたのを見て食べかけのシチューを置いて立ち上がる。
俺は敵の存在を全く感じていないけどボーパルが何かいると言っているんだからいる。
「きゅ……い?きゅい?きゅい!」
「よし。分からん」
なんかこっちを向いて身振り手振りで何かを伝えようとしてるのは分かるんだけど愛らしさしか伝わってこない。かわええな~癒されるわ~。
「きゅい~、きゅい!きゅい!」
ついつい頭をなでなでしたら一瞬ほんわかした後、ハッ!って感じで我を取り戻してビシィ!ってさっきまで見つめていた森の一角を指している。かわいい。
「ホ~?」
「メェェ?」
ミズキとアイギスもボーパルが何を伝えたいのかよく分からないらしく首を捻っている。かわいい。
動物が集まって同じ動作をするのってかわいいよね。子猫が並んで座ってネコじゃらしを目で追いかけてる動画とか。
チラッ
「ん?」
今なんか見えたような。ボーパルが指さす(腕さす?)方向をなんとなく見ていたら木の幹に隠れるように何か動いていたような気が……
チラッ
「んん!?」
完全に目が合った。木の陰からチラチラとこちらを伺っている小さな瞳と。
相手も俺と目があったのに気づいたようでキャ~って感じで木の陰に舞い戻っている。
「え……と?小さな、女の子?」
俺に隠れていることがバレたからか、その子は隠れるのを止めてこちらにフヨフヨと飛んでくる。
その子は小さな女の子だった。それはもう。身長15センチぐらいの物理的に小さな女の子だった。
もふもふ!
誤字脱字ありましたら感想のほうへお願いします。
※注意※
ここから先は本編とは一切関係ありません。微塵もありません。全くありません。前書きも関係なかったじゃねーかという苦情は受け付けません。アレでも削ったんです。いかに魔王が鬼畜か、コルちゃんがエロ可愛いかは別の機会に語ることにします。なんなら短編書き下ろします。それぐらいの分量からあそこまで削ったんです。テトメト偉い!
さて、ツッコミの感想稼ぎはコレぐらいにして昨夜のテトメトの話です。
あ、ありのまま昨夜おこった事を話すぜ!テトメトはソフィーの最強武器を作ろうとひたすらキンモクジュを狩っていたんだ。そしたら唐突に魔法少女フィアの話を書きたくなったんだ。おそらく初回特典の錬金少女メルルのテーマとか最近発見した魔法少女チノの歌の所為だと思うんだ。そして気づいたら空が白くなっていたんだ。さらにテトメトの手元には文字数9千文字ぐらいの短編小説が書きあがっていたんだ。何を言っているのか分からないと思うがテトメトにも訳が分からない。お酒は飲んでなかったはずなのに深夜のテンションこわー。
そして手元の小説はどうしよう。ハロウィンイベントよりもさらに本編と関係ないし、微塵もないし。登場キャラぐらいしかないし。流石にエイプリルフール以外で載せるのは抵抗が・・・エイプリルフールは別のネタあげたいし。
中途半端に面白いから消すのも抵抗が・・・徹夜の意味が無くなるし。ついつい手直しまでしちゃったし。
どうすればいいのか教えてエロい人!
※エロい人達の助言に従い新しく短編投稿ようの小説を作ってシリーズ登録しました!本編に輪をかけて妄想垂れ流しなので読んでみようという奇特な人はご注意ください。




