167匹目 うぃあなちゃんのおしごと
おひさ~。テトメトだよん。
最近幼女○記を一気読みしたり、不定期に夜勤が割り込んできたリ、幼女戦○の作者様監修のフリーゲームをやってたり、タ○ニャちゃんをSSで出したりしてたら更新が遅れに遅れてしまったぜ!
つまり大体幼女が悪い。あと社会も悪い。テトメトは悪くない。いいね?
「わ、私を買ってください!」
「ふゎい?」
フィアちゃん達姉妹を救って姉(弟子)が増えた後。ミヤヒナに絡まれたりしつつもマイホームに帰ってきた俺にお願いがあると言ってきたウィアナちゃんの口から飛び出したお願いがこれである。
よ、傭兵かな?いやぁ、残念だけどオールステータス1のウィアナちゃんを前線には連れていけないかなぁ~。
……勘違いはしないからな。花売りかな?とか言わないし。FWOは全年齢対象のゲームだし。
「えーっと……?なにか欲しい物でもあるの?」
「はい。いいえ。私にかかっている呪いを解くためにお金が欲しいんです……」
あぁ……そういえばそんなんだったっけ?
ウィアナちゃんをパーティメンバーに入れるつもりがすっかり無くなってたから忘れちゃってた。
だってなぁ。この前フィアちゃんと一緒にパーティを組んで初めて理解したんだけど、召喚モンスター以外の人とパーティを組むのって結構面倒くさいんだよなぁ。特にNPCと組む時ってログアウト時にNPCだけ放置されちゃうし。
「つまり、呪いを解くためにアルバイトをしたい、と」
「はい。今の私になにができるかは分かりませんがよろしくお願いします」
そういってペコリと頭を下げたウィアナちゃんの輝く金髪がキラリと光の尾を引いている。
ん~、ウィアナちゃんのお願いなら叶えるのはやぶさかでは無いんだけど、ぶっちゃけ俺も金欠だし、ウィアナちゃんの封印を解くには多額のお金が必要だしなぁ……
それにウィアナちゃんの封印が解けてもレベル1になるだけで、ロストしたスキルが戻る訳でも無いのがなぁ。特に強かったあの紅月の夜になるスキルはもう覚えられないらしいし、損得で考えるならやらない方がいいんだろうけど、ウィアナちゃんがかわいいから協力しちゃう。
「……もう髪の毛に絡みついたフェアリー達を外す事すらできないのは嫌なんです……」
「そ、そうか……それじゃあウィアナちゃんに何かお願いしよっかな」
「はい!なんでもします!」
ん?今なんでもするって言ったよね?というかやっぱりトラウマになってやがる……安全地帯を作ったとはいえずっと寝室に引きこもってる訳にもいかないだろうし、フェアリー達と一緒にいるのはやっぱり辛かったか……
とは言ったものの今のウィアナちゃんにできる事って……
「……部屋のお掃除とか?」
「ブラウニーちゃん達がしてくれます」
「……お料理とか」
「したこともありませんし、スキルも取れませんし、ユウお姉ちゃんがここで食事をしているところを見たことがありません」
「お洗濯とか……」
「せんたく……?ちょっと何を言ってるのか分かりません」
だよね。なんせこの世界、服が汚れても直ぐに戻るもんね。あえて言うなら耐久値は減少するけど、洗濯じゃ耐久値が減ることはあっても増える事はなさそうだよなぁ……
「あ、そうだ。丁度いいものがあったんだった」
「ちょうどいいもの……?」
もともとここに植えようと思っていたし、フェアリーに囲まれた中で育てるなら監視役が必須なような気もしてきたしな。花占いをする様に葉っぱを毟られたら目も当てられない。子供は無邪気に残酷だからなぁ……
「鉢植え?ですか?」
「おお!精霊樹なのじゃ!生きている精霊樹を見たのは久しぶりなのじゃ!」
ウィアナちゃんに「はいどーぞ」と精霊樹の苗木を渡すと、後ろでアイギスで遊んでいたリーンちゃんが素早く反応して飛んできた。視野広いなぁ……
「そうそう。この前ゲットしたんだけど、綺麗な水と清らかな空気が必要みたいだからここに植えようかなって思って」
「それはいい”あいでぃあ”なのじゃ!ここなら水も空気も清浄で、童も毎日祝福できるのじゃ!」
いや、まぁ。最初はリーンちゃんに預けようかなって思ってたからそれでもいいんだけどここはやっぱりウィアナちゃんに預けたいところ。
「それでもいいんだけど、ここはウィアナちゃんにお願いしようかな?リーンちゃんにはフェアリー達が悪さをしないように見ててもらおうかな?」
「むむ、うちの子達は木に悪さをするような子はいないのじゃ!そんな事をしたらドリアードにお仕置きされちゃうのじゃ……」(ぷるぷる)
「「「~~~!」」」
うぉっ、ビックリした。突然地面から頭に小さな花が咲いているフェアリーが生えてきてリーンちゃんの言葉に賛成するように両手を掲げて「がおがおー!」って感じのポーズをとって威嚇?してる。
正直手のひらサイズのフェアリーにそんなことをされても微笑ましさ以外感じないんだが、ウィアナちゃんの背後からこっそりと近づいていたフェアリー達やリーンちゃんは違ったらしく、「キャ~><」って感じの叫び声をあげて走って逃げて行った。
「……うん。まぁ、そう言う事でいろいろと頼んだ。頑張って立派に育ててね」
「はい。任せてください」
「「「~~~!」」」
フェアリー達の奇行はいつもの事なのかさらりと受け流したウィアナちゃんが、さっそくドリアード?達とどこに植えるのが最適かを話し合っている。苗木の時点でレア度7だからな。成木になったらどれだけ強い武器を作れるようになるのか楽しみだな。
《クエスト『魔人少女のお手伝い』を受理しました》
んん……?今のクエスト扱いなのか?
内容的にはウィアナちゃんがお手伝いをして、俺が報酬を払うって感じなんだが……俺当てのクエストでいいの?どっちかと言えばウィアナちゃんが受けるべきクエストじゃない?まぁ、いいんだけどさ。
「えーっと、あと家でやることは……」
そういえば召喚枠が1つ余っていたっけ。
召喚するならチャームバタフライか、どんぐリスかなぁ。見た目的に。でも新エリアにも行ったし、ユニコーンも召喚しておきたい気もするんだよね。
行けるエリアも広がってきたし、俺を乗せて高速で移動できるモンスターがそろそろ欲しい気もするんだよな。イナリでもいいんだけど、イナリに乗せてもらって全力で走ってもらうと吐きそうになるからなぁ……。
もふもふ的には乗り心地最高なんだけど、乗り物酔い的には乗り心地最低なんだよね。イナリはあれだからもふもふ専用だから。
というわけで次はユニコーンを召喚しよう。完全に移動専門の敏捷特化で、荷物持ち用に筋力にもちょっと振る感じで。
ただ、レベル上げが面倒くさいんだよなぁ。待機場所のマイホームは安全地帯だからレベル上げはできないしな。学習装置でも持たせてホームに居ながらレベル上げができればいいのに。まぁ、最前線にいく間に後ろで観戦させてればレベルは上がるか。
「よーし集合!そろそろ行くぞ~!」
「きゅい!」
「~~~!」
「んにゃぁ……」
「メェェ~……」
マイペース組2匹が嫌そうな顔をするのを元気組2人と一緒に引きずって前線へと向かう事にする。
さてさて、ユニコーン狩りとシャレ込みますか。
もふもふ!
誤字脱字ありましたら感想のほうへお願いします。
話が~進まないよ~♪
スイッチが発売されたら確実に更新がストップするであろうことは目に見えてるからサクサク執筆していきたいのに、どうしてこうなった・・・
大体は夜勤の所為だな。
どうにも腑に落ちないんだけど、日勤で8:00から17:00まで働いて、そのあとに20:00から5:00まで働くって何かおかしくない?
いや、言いたいことは分かるよ?2日間の合計労働時間を見れば8:00から17:00まで2日働いているのと同じだよね。でも、どうにも違和感がなぁ・・・まぁしょうがないんだけどね。
来週の頭まではまた夜勤が続くので執筆する体力があるかは微妙ですのでよろしく!
では、また戦場で。




