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短編:詩&エッセイ

雨が降り注ぐ中で。

作者: いつわり
掲載日:2013/06/16






愛してるって、心の底から言ってれば・・・。









ポツリ。  ポツリ。


冷たい雨が、俺の顔面に当たる。



何もかもが、冷たい。


雨も、 他人の心も、 君の体温さえも。



いつの間にか、忘れていた。


大好きだった君の存在。



もう、繰り返されることのない日々。




君と過ごした楽しかった時間。



忘れたくはない。  だけど、忘れたい。


思い出すと辛いんだ。  君が大好きだったから。





何もかもを失った。  もう、戻らない時間。




言葉さえ出ない。  気持ちが気持ちを押し殺す。



「不器用だ」って言われたことがあったよね。 事実だと思うよ。





嘘ばかりついて君を誤魔化して、 僕は約束を破ってばかり。



「ごめん」じゃ足りない。 それを上回る「愛してる」でもダメ。



もう、僕らの関係は壊れてしまっている。  そんなことはわかってる。




だけど、それでも仲直りしたくって君のもとへと向かう。



でも、君の居場所がわからない。  どこに行ってしまったのか?




あの時、追いかけていれば。    今さら後悔しても、もう遅い。






わかっている。  わかっているのに。  わかってるのに、駄目だ。
















君を忘れることができない。





























口下手でもよかった。 不器用でもよかった。



ただ、君に向かって踏み出す一歩,その勇気が欲しかった。






最初の告白, その時の「愛してる」だけじゃ、


時間が経ってしまえば、“偽り”になってしまうかもしれない。



だから、時々でいいから、「愛してる」の再確認をする必要があったんだ。




それなのに、僕は君が「さよなら」って出て行くのを黙って見送っていた。






つまらない意地で、君を不幸にさせてしまった僕。  すれ違う僕ら。
















気付いた時にはもう、 君は隣にいなくって。
































――後悔しても、時すでに遅し。



きっと、そういうことだろうな・・・。










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