その31 次代キユリの護り人...って私?
ねえ、ユーラさん。
護り人って私の事?
「サイラさん、いらっしゃい。」
キユリ様が言った。
「お師匠さま、サイラ・アイリルアさんの占い殿への滞在をお許しください。」
ユーラさんが言ってくれた。
「ねえ。ユーラ、サイラ・アイリルアさんは、あなたのなに?」
キユリ様が言った。
「私の護り人です。」
ユーラさんが言った。
「ユーラさん、軽々しく言わない方がいいです。」
私は言った。
守護戦士が一生に一人だけ決められる。
被守護者でかえる事が出来ない。
利益とか関係なく
任務中でもその人のためは最優先で
守護が出来る存在で
守護戦士二級以上で定めることが出来る。
もちろん大部分の守護戦士が定めてない。
でも、そう言う相手に出会える幸せをきっと待っている。
なんで私なんだろう。
「次代キユリ、親のさだめた宿になさい、その代わりあなたが守護戦士として守護業務につきなさい。」
キユリ様が言った。
「お師匠さま、ありがとうございます。」
ユーラさんが言った。
嬉しいけど次代修行はいいのかな?
「あの、次代修行は?」
私は聞いた。
「こう言う事も次代のかてとなるでしょう、次代の護り人。」
その護り人って守られる人と誓いとかなかったっけ?
「私はユーラさんの護り人なんですか?」
私は聞いた。
「サイラ・アイリルアさん、私の護り人になってください。」
今からなの?
でも、守護戦士の親をもつ私は護り人の重要性を知ってる。
それに、私、ユーラさんの事
お姉さんみたいで信頼してる。
守ってもらいたい人なんだよね。
守護戦士がコウマさんに代わってスゴく本当は寂しかった。
「...ありがとうございます、お願いいたします。」
それに護り人って憧れてたもん。
「なるほど、次代様、いえユーラ守護戦士、娘をお願いします。」
お母さんは言った。
「オレが守るのに。」
コウマさんが言った。
「私の護り人です。」
ユーラさんが言った。
「オレだって護り人宣言したかったですよ。」
コウマさんが言った。
「プロポーズしたのでしょう、護り人そういう関係は不適切と知っているでしょう、別れても護り人なら守らないといけないから。」
ユーラさんが言った。
そうだよね。
「まあ、ランティス殿下から離せただけ良しとしようよ。」
お母さんが言った。
私は後でラン様になにされるかわからないけどね。
まあ、いいやランは基本的には高校生の私にむちゃはしないし。
お母さんと過ごせる冬休みは子供の時以来だからちょっとうれしい。
クリス祭とかお正月の時は守護業務でいつも忙しそうだし。
「私も近場に仕事入れたから、彩良、頑張ってね、コウマ、次代様、彩良をよろしくお願いいたします。」
そういってお母さんは頭を下げた。
ランとの冬休みのつもりだったのに
平和な冬休みが
なんか先が見えないや。
ラン様、早く迎えに来てください。
待ってるね。




