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転生して『神』になってしまいました!?  作者: 柴田優生


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3/4

???

そうして、俺は誰とも会うことがなく、3日が経過していた。食料も、尽きる様子はまだ見せていなかった。だが、


「そろそろ、バッジを集めておいた方がいいか?」


最低基準の合格ラインを越えるには、20個のバッジを集めないといけないのだ。Fクラスとは言え・・・そこそこ実力がある奴もいるだろう。俺に敵うとは思わないが、それでも侮れない。


「そろそろ、バッジを集めに出るか」


今日で、10個集めれば十分なくらいだろう。



そうして、俺は外に出ていた。時刻は、夜。だいたい、23時くらいだろうか。普通であれば、人間は寝ている時間。俺がこの時間に出歩いたのも、それが理由だ。簡単にバッジを奪うには、この時間を狙った方が、簡単に回収できるのだ。


「っと、早速、いるな」


そいつは、無警戒で眠りについていた。バッジの数は、12個ほどだろうか。


「はっ。もっと警戒心高めの方がいいぜ」


気配から察する通りに、起きている気配はない。おそらく、中々に爆睡しているのだろう。


「いただき」


俺は、こっそりバッジを奪った。これは、仕方ないのだ。俺も、流石に単位を取らないと、最悪退学になるのだ。



そうして、俺は自分の宿に戻る道中を歩いていた。


「食料、奪われてないといいなぁ~」


結構、あの量集めるのに苦労を要したから、流石に奪われるとまずいんだよなぁー。・・・なんて、思いながら歩いていると、


「・・・ん?」


少し、森の奥に人影があるのが見えた。


「こんな時間に・・・なにをやっているのだろうか?」


少し、興味が湧いてしまった。本当だったら、好奇心で動くのは危険な行動なのだが、どうしても気になった俺は、こっそりと、気配を消してそこに近づくのであった。・・・それが、後にとんでもない結末を生むとは知らずに。



ゆっくりと、その人影に近づく。が、おかしいのだ。その人影は、一向に動こうという姿勢を見せない。ただただ、立ち止まっているのだ。端から見れば、不審者極まりない。


「ま、俺も変わらんか」


こっそり近づいている俺も、中々な不審者なわけだが。・・・そう思っているうちに、俺は段々とそれに近づいていく。・・・そして、次第に違和感を感じる。


「っ・・・。なんだこの臭い」


なんというか、臭い。鼻に残るような臭いが、俺の鼻を擽った。そして、次第に近づくにつれ、俺は驚愕する。


「・・・は?」


明らかにおかしい。これは、動物の肉片・・・じゃない。おかしい。動物のにしては、肉がしっかりつきすぎている。というか、臭い。生臭い。なんだ、これ・・・。と思っていたのだが、その答えはすぐに分かるのであった。


「・・・は、はぁ?」


なんで、頭蓋骨が・・・?しかも、人間の・・・って、まさか!!


「っ!!」


その瞬間、ずっと人影を見せていたそいつが、俺の方を見た。


(まずい!!見つかった!!)


完全に、目が遭った。その人物の顔には・・・還り血が付いていた。そして、人間の死体・・・つまり、つまり。だ。


「っぶねぇ!!」


刹那、その人間が、俺に攻撃を仕掛けてきた。なんとか、致命傷は避けたが・・・しかし、


「少し、傷がついてしまったな」


だが、今はそんなことどうだっていい。


「おい。お前。ルールはしっかり聞いていたのか?」


一応、ルールとしては殺しはNGなはずなのだがな。


「自分がルール違反をしたという自覚はあるか?」


そいつは、口を開かなかった。・・・と、同時に。


「っ・・・なるほどな。話す気はないってか」


仮面をしているように、特定されないように必死に隠しているのだろう。だったら・・・少し、暴いてみるか。


「腕が鳴るねぇ・・・!!!お前、Fクラスの人間を楽に殺せられる実力があるくらいだもんな。相当、実力あるんだろうなぁ」

「・・・」


喋る気がないなら、もう待つ必要もない。自分の実力を試すべく、俺はそいつの仮面に向かって、パンチを食い込んだ・・・!!


「・・・ってぇ」


割と、その仮面は固いようだ。一発殴っただけでは、その仮面はびくともしなかった。


「まぁ、殺すつもりはないさ」


俺は、ポケットからナイフを取り出して、


「下の顔を見せてくれよ」


俺は、ナイフを振り下ろした。すると、少しだけ顔に当たったようだ。と同時に、その仮面が剥がれた。


「ってお前、女なんかよ」

「よくも、やってくれたな。私の大切な仮面を・・・!!」


そのとき、その女が初めて喋り出した。


「んで、どうして生徒を殺した?」

「お前には、関係ない。見られたからには・・・死んでもらうしか」

「本当に、お前に俺は殺せるか?」


もう、自分が実力を隠す目的すらも覚えていなかった。が、どうだっていい。俺は、ただただこいつを仕留めたい。


「・・・は?」

「だから、俺を殺せるのかって聞いてんだよ」

「そんなの・・・意図も容易く」

「って言っている時点で、遅い」


その瞬間、俺は動き出していた。致命傷で止める程度に、俺は場所を選んでそのナイフを振り下ろした。


「いっ・・・!!」


そこからは、大量の血が吹き出した。


「気絶くらいなら・・・セーフ。だよな?」


戦いを終わらせるためにも、俺は確を入れるのであった。



拠点に戻ったら、


「流石に、奪われてたかぁ」


食料が、全部なくなっていた。・・・まぁ、あと4日。生きられる最低限の食料があればいいかぁ。と、俺はそう思うのであった。

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