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追及者 2

「助かる」

「で、これからどうするの?」

「グレーであるヲサイヤ、そして助けになりそうなお前。ここまで話をするのは簡単だ。後他に当時の状況を知っていそうな輩は・・・」

「まだ他に記録はないの?」

「当時の記録か。手に取れる範囲のものは読んだが、あれは本当によくできている。不要な情報だと思われる部分は根こそぎ省かれているからな。私が求めているような情報など何一つ見つからなかった」

「その記録、まだ隠されているとは思わない?」

「どういうことだ」

「私達くらいまで、つまりイカゴ遠征後に白魔法使いとして城の人間になったとはいえ、つい最近まで部外者だった私達にも手に入る情報なんて、見せてもいい部分の一番綺麗な情報だってこと」

「そうか、他にも本当に一部の城の人間しか触れられなさそうな記録があるかもしれない。となると彼らが信頼を置いている人間、そしてその人間がその記録を保管できる余裕のある空間を探さなければいけないな。ここまで話して私には一人思い当たる人物がいるのだが」

「私もよ、その人は」

「「王立図書館、大司書サーロン」」


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