表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

UNDERCOVER

作者: 春夏秋

初投稿

拙い文章で読みずらい箇所が多々あるかと思いますが読んでいただけたならば幸いです


初という事なので短編ですが自分がこの設定を

伸ばしていきたい、続きを読みたいという方が居れば書いていきたいと思います


これは私の日記 その初日である

まず1回目は私の生い立ちを書こうと思う




私の名前は 「Upton Carter」アプトンカーター

23歳 独身

仕事は″スパイ″をしている 今の仕事は天職だ

私はとあるスラム街で産まれ育てられる事になる

消して美人ではないが人柄の良い母と

男にしては少し気が弱すぎる父に育てられた

幼少期の記憶は曖昧だが覚えてる事は何個かある

その時の名前は...たしか...すまない忘れてしまった


話を続けよう

母はいつも明るく 叱る時はとことん怒ってくれた

父は私が失敗すると優しくなだめてくれた

その時はぼんやりだが幸せだったと覚えている


でもいつしか母と父が喧嘩するようになった

それは多分10歳くらいだったと思う

狭い家には怒号が鳴り響き ザワザワと騒ぎ立てる

近隣住民達の声を何故か記憶にこびりついている

当時の私には何故喧嘩してるのか分からなかった

ただ言える事は喧嘩するような夫婦ではない


それから2年がたち

その日は夏にしては酷く暑く

何故か心が落ち着かなかった

そしてキツく覚えている


当時の友達に「みんな早く帰ってご飯食べよう」そう言ってなるべく早く帰ろうとして何人かで

かなりの速さで走っていたその日の帰り道


夏、スラム街で見るには不自然なスーツを着た男

よく分からないが″嫌な″空気を纏う男

そんな男とすれ違う瞬間低い声でその男は言った

「母と父は帰ってこない、だがお前は大丈夫だ」

走っていたはずなのにハッキリと聞こえた声

発した言葉の内容から気づけば振り返っていた

がその男はいなかった その男が言った言葉が妙に

気になりまた家へ向かって走り出した


家の場所、家が″あった″場所は黒煙が立ち込んで

まともに近づけるような状態ではなかった

その時の不安は大きかった (死んでいたら...)と

それから数時間後火は消えやっと人が近くに

行けるくらいに煙が無くなった時...

その光景は嫌な程俺の記憶に残っている

まるで昨日のように、いや今日起きた事のように


自分の家族の家だけが燃えていた

地面には黒い残骸が転がっていた

もう何がなんだか分からなかった

何故こうなったのか 何故火は燃え広がらないのか

何故他のスラム街の人達は無事なのか

不安が確信に変わり涙が出ていた

ただひたすら泣いた それからは覚えていない


それから数日がたった頃 母と父の死体が燃え尽きて

見つからなかった為か警察の人に

「お父さんとお母さんは行方不明なっちゃったね

でもきっと帰ってくるからね、大丈夫だよ」


でも直感で感じた

《父と母は死んだのだと》

謎の男からの言葉もありなんとなく理解していた


そして孤児院に入れられた私は何故かすぐ

養子して迎え入れられる事になる

その時に与えられた名前がアプトン・カーター

みなから呼ばれる時はカーターと呼ばれた(当時12)

最初は違和感しか無かったと思うが

今ではそれなりに好きな名前ではある


養子となって過ごす事になった家は

子供の頃の憧れであり 現在私の仕事でもある

スパイの組織 その本拠地であった


なぜ養子として迎えられたのかと言うと


組織の幹部「Upton Carlton」アプトンカールトンが私を育てると言い

そこから私は養子として迎えられたと教えられた

カールトンは 「K」と呼ばれていた

その呼び方の理由を知るのは大人になってからだ


Kはどこが抜けていてユーモア溢れる人だった

僕か飲もうとしたジュースのコップに

コーヒーを入れたり、寝癖をそのままにしたり

そんな人であり 昔からの憧れの人でもある


憧れた理由はスパイの仕事をする時の顔にあった

シンプルにかっこよかったそれだけでなく

その目には「強さ」を感じていたからだ


見たことも無い大きなモニターに

Kの働く姿が映し出され組織のみんなが真剣に

観ている 組織のみんなからの信頼も厚いそんな人

それはまさにヒーローだった


だが今となってはどこにいるか分からない

でもきっとどこかで良い仕事をしているのだろう

これからの日記は私の育ての親である

Kを追うために、世界を良くするためにした″仕事″

のことについて書いていこうと思う......


to be continued



読んでいただきありがとうございました

また次回読んでくれたら嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ