おまけ わたくしと先生のセクハラ
深夜の妄想が生み出したしようもない小ネタです
先生のセクハラの真実
「あっあっこれがネルの今までのカルテで⋯⋯朝の基礎体温と脈拍と、」
「いつの間にこんなものを」
「えっだって毎朝ネルのベッドで体温計ったり脇の下で脈拍を確認したり、」
「⋯⋯今まで性的な接触だとばかり思っておりました。重ね重ね失礼を」
「いやっあのっじっじっ実益を兼ねて⋯⋯」
「そうですか、首の骨を折ってもよろしゅうございますか」
「えっ」
テディとオーリー
「ようやくまとまったね、あの二人」
「そうですねー旦那様もこれでマトモになれるかしら?」
「⋯⋯まあそれは、うん。そうだといいけど」
「歯切れ悪いですねー」
「ははは、ネルも何だか悩みがなくなったようで良かったよ」
「そうですよね、「先生に心が向きませぇん」とか「人間としては尊敬してまぁす」なんて強がっちゃってさあ、何だか知らないけど全くもうかーわいいったら」
「それ、ネル本人に言っちゃ駄目だよ。彼女は照れ屋さんだから、オーリーとしばらく口をきかなくなるかも」
「あはははは、大丈夫ですよー。あの二人今べったべたにくっついてますからね。周りの声なんて聞こえませんって」
「いいえ、聞こえていましたオーリー」
「ぴいぃっ!!」
「か、かかかわいい? かわいいって言ったオーリー? 言ったね? 言ったよね? 確かにネルは⋯⋯か、かわい、かわいいけど、や、やっぱりきみも、やっぱりネルのこと、ふぅん、そう⋯⋯いつから? ねえいつから? ネル大丈夫だよね、同性だからってさ、お、オーリーに何かされたりっ」
「とりあえず皆落ち着こうね」
ほんとどうしようもないな。