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第5話~修行の始まり


「数百年前・・・え?何歳?」

僕がそれを聞いて思ったのはココだ。なんで生きていられるのか?

普通の人間じゃそんなに生きられないと思うんだけどな。

ゼファーと名乗った男は1つため息をついてから話し始めた。


「俺は既に死んでいる存在、未来でこういう事が起こった時の為に過去の俺が準備していたという訳だ。今ここにいてる俺はおよそ約8年しか活動できん。それが終わったら今度こそこの世界から消え失せる事になる」

理解が全く追いつかない・・・意味が分からなさすぎた。


「今は理解出来なくてもいいから話を聞け。俺が活動できる残りの時間でお前に1人で生きていくことのできる知識、力、実力全てを叩き込んでやる」


僕にとって願ってもない事だった。

この人が、見た感じからも強そうなこの人が僕に特訓をしてくれるらしい。

「よろしくお願いします!僕は強くなりたいです!」

気付いた時には口から出ていた。


ゼファーは頷き、こう続けた。

「他にも知りたい事はあるだろうが、それはまた教えてやる。まずは強くなるのが最優先・・・外に出るぞ」

僕はゼファーの後ろをついて行って外に出た。

ゼファーはどこからか、何種類もの武器を取り出し地面に置いていく。

剣、槍、斧、棍、針etc.....見た事もない武器もいっぱいある。

それよりここはどこなんだろうか?


「この中から好きな武器を1つ選べ。その武器を主に訓練する、他の武器も一通り使えるように訓練するがな」

ニヤリと笑いながら言うこの人は凄く怖かった・・・

だけど世の中にはまだまだ僕の知らない武器が色々あるんだな、とりあえず落ちている武器を触って確かめてみよう!


一通り触った後、僕が手に取ったのは変な形の剣だ。見たことの無い変わった形をしていて1番心が惹かれたのだけど、1つ問題があるんだよね。

剣が長くてちゃんと振れそうにない・・・


「じゃぁこれを使え。これから時間も経てば身長も伸びるだろう、それに応じてその武器の大きい物を渡してやる」

そう言って僕の身長で扱うのにちょうどいいか、少し長めの剣を渡してくれた。


「その武器は剣ではなく刀という。時間は有限だからな、今から始めるぞ!まずは俺の動きの真似をするんだ」

ゼファーも刀を取り出し構え、僕も見よう見まねでその動きを真似ていく。

川に落ちるまでにあれだけボコボコにされたのに、不思議と体に痛みはなくまともに動かす事ができた。


こうして僕の訓練は始まったのだった

少しの間だけ修行パートが続きます!


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