10/19
それから2週間
日課として朝に水汲みをし、石炭を補給する。
親方は工房の炉に火を入れたりしている。
終わると朝ゴハンとなり、終わると店を開く。
と言っても、鍵を開け看板をOpenにする程度だがw
午前中は、オープン直後以外は大体空いている。
たまに親方から呼ばれ何かしらの手伝いがあっても
単純な作業や力仕事でスグ終わる。
お昼前までは、あまり客も来ないため
必要な時は買い出しに行くこともあった。
買い出しに行く時は隣のオバサンの所にも顔を出し
料理に必要な材料とかもついでに買ってあげたりしていた。
水汲みをもゴハンを作ってくれているので、
ついでにしてあげていた。
店番という名の親方の仕事を熱心に観察するという
その程度の内容だったので、これで部屋を貸してもらって
メシも食べさせてもらって悪いなぁ〜と少し感じていた。
そんな、穏やかな日々が二週間ほど続いた。