彗星に願いをこめて

高校2年生の真央（男子）と香蓮（女子）。
2人は物心ついたことから家が隣同士で、兄妹のような関係だ。
小・中・高も全部一緒で、学校も毎日一緒に通っている。
そのせいで、まわりからは付き合っていると誤解され、本当に迷惑していた。
男女でも友情はあるのに、なかなか理解してもらえない。
そんなとき、香蓮は思った。
真央が女だったら、そんな誤解されることもなく毎日一緒にいられるのに…
そんな矢先、大きな彗星が地球の側を流れるというニュースが流れ、
香蓮は実際にその彗星を見て、思わず願い事をした。
真央が女になりますように…
この願いが現実になってしまい、真央の人生は１８０度変わってしまう。