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この星空の下で  作者: sinson
第一章 すべての始まり
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ある晴れた日曜日

…ある晴れた日曜日…


「おーい、みんな集まったかーー、点呼確認するぞーー」

今日は待ちに待った山岳部の部活動だ。

天気も良く、絶好のお花見日和といったところか。

先輩が大きな声を出して張り切っているようだ。


「スズキーー、スズキはいないのかーー」

少しぼーっとしていて聞いていなかった。

「あっ、はい居ます」

「鈴木は居ると……次は、セガワーー」

僕の名前は、鈴木健二 大学生初の部活動にウキウキしている。

「みんな揃ったようだな、今日登る山……というより丘だが油断は禁物だ。 特に新入部員、ちゃんと準備してきたか? ヒロ、一緒に確認するぞ」

「えー、俺っすか、はぁ……」

抜き打ちで持ち物チェックが始まった。


「セガワ! お前は死ぬ気か、渡した用紙の半分も準備できてないな。どういうことだ!」

セガワと呼ばれた人は笑いながら言った。

「いや~~、先輩いいじゃないですか~~」

「はぁ……今回は初めての参加だから許すが、次はないからな。」

「へーい」

先輩はこめかみを押さえ言う。

「頭が痛くなってきた、ヒロそっちはどうだ」

「こっちっすか~~、完璧すよ~~というかアマゾンで遭難してもいいってぐらいに、色々持ってきてますで~~」

「はぁ~、鈴木、無駄が多いと大変になるぞ、まあセガワより断然マシだが。ヒロ、とりあえず行くか」

「そっすね、はーい荷物片付けるっす」

「はい」「は~い」

「それでは、行くぞ!」

先輩の掛け声と共に、僕らは山? に登り始めた。



修正が多くてすいません。

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