兆しの事
もうこんな時期ですよ、もうすぐ2014年も終わってしまいますね。
遠い深山に積もる白雪、金烏の光を受け燦々と輝く
木々は葉を落とし静かに眠り、来る暖かな春を待ちわび
山に住まう獣、あるものは眠り、亦あるものは苦い木の皮を食み春を待つ
雪に残す足跡、寒々として
ぽつぽつと見える野草、みな霜に焼けたる
流れ行く川の水面には僅かに薄氷がはり、游ぐ魚の姿も見えず、ただ瀬に佇む鷺が見えるのみ
赤く落陽に照らされた山川、未だ春の兆しも見えず
金烏は、太陽に烏がいるという中国の神話から、太陽という意味で。
日本の八咫烏が3本足と言われる事になってしまった元ネタです。足が3本あるなんて、古事記などに書かれている本来の八咫烏には無い特徴です。
3本足は中国神話の烏。