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双子の観察と行動・side和葉

和葉ちゃん天然です。

葉月君にも謎をつくりました。作者内では葉月君の恋人も決まってます

「ねぇ、葉月君」

「なぁに?和葉ちゃん」

「最近一緒にかえってくれないね」

「え?」

「前はしつこいくらい一緒に帰ってくれたのに」


そう、最近葉月君は私と別々で帰宅する


「私何かした?」

「ちがっ何にもないよっ。むしろ和葉ちゃんはなんにもしてないっ」

「何にもないなら一緒に帰ってよ」

「ごめん…あの、和葉ちゃんが悪いわけじゃなくて、僕に事情があるの」

このままいいあっててもらちがあかない


「何よ?いってくれなきゃわからないよ。私達姉弟なんだよ。私にもいえないこと?」

「……」

ほら…いえないんだ


「わかった、もういい…」


あきらめて部屋に籠もろうとしたとき

「あのねっ…お母さんたちや賢ちゃんにもいわないでくれる?」


「いわなきゃいいの?」


「誰にも口外しないでね。蔵の家にいってるんだよ」

「寄り道してるのーって蔵って笹田君?」

「うん」

「笹田君と何してんの?毎日あきないね?」

「まぁ…ゲームしたり蔵の兄ちゃんに宿題ならったりしてる」

「えー!いいなぁ。私もいきたい」

「だから言いたくなかったんだよ。それに和葉ちゃんには賢ちゃんがいるでしょ。」

「前から笹田君とは仲良かったけど最近またベッタリだね」

「うるさいなぁーいいじゃん」

蔵とは、笹田蔵ノ助という、葉月君の友達。メチャクチャ元気がよくて可愛いから六年生からも告白されてるらしい

そういえば

「葉月君ってさー」

「なぁに?」

「好きな子いないの?」

「ブッ!」

「きゃー、唾でたー。好きな子いるんだ?」

「和葉ちゃん…なんで?」

「笹田君は六年生からもてるけど葉月君どうなのかなーっておもってね…」

「別にいいじゃん…」

「でも好きな子いるんだね」

「知らないよ」

あ…耳が動いた。あれは隠し事してる。

多分好きな子いるなぁ

今度あとでもおってみよー

賢ちゃんにあいたくなっちゃった…






いくらご近所さんとはいえ毎日お邪魔はできないのでコンビニへとアイスを買いにいってます


「あつーい」


あっ犬だ…


「こんにちは」

「こんにちは」

「可愛いですね」

「ありがとう。君この変の子」

「はい。熱いからアイスかいにきました」

「なるほど…」

真っ白な犬をつれてるのは30すぎたようなおじさん

「さわってもいいですか?」

「ああ、いいよ」

「この子、マルチーズ?」

「ああ、ハナって言うんだ」

「ハナちゃーん」

名前を呼ぶときゃんきゃん鳴いて甘えてくるから可愛い

「あ、アイスかいにいかなきゃ」

「なら俺もいこうかな」

「熱いですもんね」

『和葉っ!』

「ほぇ?」

どこかからか賢ちゃんの声がきこえるっ

私の賢ちゃんレーダーはすごいんだから

キョロキョロ当たりを見回し一瞬賢ちゃんの顔が見えた瞬間私は走り出した


「賢ちゃ〜〜ん」

「和葉こんなとこで何してるんだ?もう暗いんだぞ」

「ごめん。そんなに心配しなくても平気だよ」

「女の子なんだから気をつけろよ」

「もぅ〜ありがとー」

「こんなところで何してた?」

「アイスかいにきただけ」

「さっきだれかと話してなかったか?」

「犬さわってだけだよー」

「犬?もういないけど」

「あり?いいっかー」

さっきいたおにいさんとハナちゃんいなくなっちゃった

「アイスかいにいこーっと」

「ロートンにか?」

「うん、ガリガリ君かうの」

「おいしいからな」

「ねぇ、なんで賢ちゃんいたの?会社帰り?」

「うん、たまたまな」

「やったーお出迎えだー」


賢ちゃんとアイスをかって賢ちゃんの家でアイスを食べてから帰りました


「和葉ちゃん遅かったね」

「たまたま賢ちゃんにあっちゃって向こうに寄ってきた」

「へぇー、いつも、賢ちゃん家いるならもうお嫁になったら?嫁入りしたら入り浸り放題だよ」

「そうしたいけどねー」


まだ私は11歳だから無理なんだもん

はやく大人の女の子になりたいよ


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