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お兄さんと双子の関係・二

今日も賢ちゃんのお家にお邪魔します

「こんにちはー」

「和葉ちゃん、いらっしゃい」

「賢ちゃんはいる?」

「まだ仕事よー中で待ってて」

「はーい」


私は何もないときは宿題をもって賢ちゃんの家にいく


賢ちゃんに宿題をみてもらうという理由でだ


本当はあいたいという口実だけなんだけどせっかくだから宿題みてもらって密着して私に欲情してもらおうとおもってなのだけどね



とりあえず賢ちゃんの部屋にいって周りを見回し荷物をおく


入ってする事はもちろん


「ふがー」

賢ちゃんのベッドにダイブ


賢ちゃんの匂いを堪能するのさー

んーけ〜んちゃ〜ん



好き…大好き


ん?なんかベッドにかたいものが…

何これ…


筒みたい…フニフニしてる〜

中をのぞいたけど暗くてみえない

でもこれ…貫通してないんだ


まぁいっか

元の場所に戻して宿題にとりかかった



ほどなくして賢ちゃんがかえってきたー


「和葉…また勝手にはいってー入るなっていっただろうが」

「おかえりなさーい」

「おかえりじゃなくて、勝手に部屋にはいるなって言ってんだよ!」

「ごめんなさい。でも賢ちゃんにあうため入ってまってます」


「だからっ勝手にはいるなって」


「大丈夫、変なことしてないよ」

「変なことできる部屋でもないだろ」

「むー、賢ちゃん宿題おしえてー」

広げていた本をさしだし問題を指差し

「まず自分でときなさい。それから教える」

「えー」

「ほら、やる。これ終わったらご飯食べるんだからな」

「はぁーい」


言われたとおりやってみた

「できたよー」

「どれ…」

「どう?」

「間違ってる…このxにはこっちの6を代入すんだって」

「違うの」

「右と左に同じ数字を代入して答えを出すんだ」

「なるほど」

「なぁ…」

「和葉は好きな子いないのか?」

「…賢ちゃんっていじわるだね」

「そうか?」

「そうだよ…」

なんでそんなこというかな

いつも賢ちゃんのこと好きだっていってるのに



全然ペンがうごかない

賢ちゃんのことで頭がいっぱいで何にも考えれない

「なんだ、すすまねぇな」


賢ちゃんのせいでしょ

人を悩ませることいって…

人事みたいに言うし

私が悩んでるの気づかないってどれだけ鈍感なのよー



あー


でも賢ちゃんが好きなのよね


なんで好きになったんだろー


このさえないくせ、悪気のない顔?わかんない


文句言いながらも私の相手してくれるもんね…


だから好きなのかな


頭もペンも動かない

「一通り公式もわかったから帰るね」

「おうっ明日は家でしろよ」

「わからなかったらまた来るよ」

「もうくるなって、おやすみ」

「おやすみなさーい」



宿題が全部おわらないまま賢ちゃん家から帰った


むりやりオチ

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