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朝
ピヨ 、 ピヨピヨ
小鳥の声に気づいて私は目を冷ました。
あ、始めまして私は萬田涼子です
そう、この萬田涼子の壮絶な人生がこれから始まろうとしている。
朝起きた後まず一杯のCALPISを飲むのが習慣になっている、
「ゴキュ、ゴキュ、ブハッ」むせった。
足元に飛び散ったCALPISをみて微笑んだ。
真新しいタオルで体を拭きながら台所へ行き朝食の準備をする。
不器用な私はいつも野菜サラダと一杯の牛乳、簡単だからという理由らしい。
「今日の朝食はーキュウリとトマトかな」
並べた野菜を見て微笑んだ。
食事も終わり、出かける準備を済ませた私はどこに出かけるかというと
仕事、しかも土木作業員、マジです
こんにちわん、はじめまして。
まずこの小説にところどころ出てくる「微笑んだ」というところは
なにかを言いたいけれども、致し方なく省略して書きましたが
前文を読んでその心情はご想像にお任せします