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世界征服よりも世界運営のほうが大変だとは思わなかった  作者: ももらら
第1章 新首領、仕事に取りかかる

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怪人たちの再配置

世界最強の公務員軍団、誕生です。

 その日の午後、幹部会議が開かれた。


出席者

 溶岩大公マグマリオン(元・戦闘部隊総司令)

 氷牙公爵フロストヘルム(情報部長)

 毒婦クイン・ヴェノミア(諜報統括)

 その他、筋肉量が多すぎる者多数


 クロノは資料を配る。


「本日の議題は“怪人たちの再配置”です」


 ざわつく。


「我らは軍団だ!」


「戦う場所がないなら作ればいい!」


「隣の次元とかどうだ!」


 クロノは静かに言った。


「世界はもう征服済みです」


 沈黙……。


「どこの次元にも敵がいません」


 マグマリオンが拳を叩きつける。


「では我らは何をすればよい!」


 クロノはスライドを切り替える。


 映し出されるのは――


“怪人活用計画(案)”


・溶岩系怪人 → 地熱発電部門

・氷系怪人 → 冷却インフラ管理

・怪力系 → 災害復旧特別班

・飛行怪人 → 国際物流


 会議室が静まり返る。


「地熱発電?」


マグマリオンが震える声で言う。


「我は溶岩大公だぞ……」


「適任です」


 即答。


「閣下、我は氷で敵を凍らせてきたのだが」


「冷蔵流通革命を起こせます」


「毒はどうすれば?」


 ヴェノミアが妖艶に笑う。


「医薬品研究です」


 戸惑う幹部たち。


 クロノは続ける。


「戦闘は破壊でした。これからは“維持と発展”です」


 マグマリオンは腕を組み、うなる。


「……つまり我らは、この世界で公務員になるのか?」


 クロノはわずかに微笑んだ。


「世界最強の公務員です」


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