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世界征服よりも世界運営のほうが大変だとは思わなかった  作者: ももらら
第1章 新首領、仕事に取りかかる

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征服した世界が、いきなり請求書を寄こしてきた件

まさか支払いが来るとは……。

 世界征服から、3日後。


 ネメシス連合・中央会議室。


 第2代首領クロノ・ヴァイスは、人生で初めて“首領としての朝”を迎えていた。


 目の前には山のような書類。


「これは? 何ですか」


「各国からの“請求書”です」


 秘書怪人《帳簿の魔女カリグラ》が淡々と答える。


「請求書?」


「はい。戦闘中に破壊された橋梁、発電所、衛星、港湾施設などの復旧費用です」


 クロノは書類をめくる。


 ゼロが多い。


 とにかく多い。


「……桁が読めない」


「13桁です」


「……我々、勝ったんですよね?」


「はい。完全勝利です」


「なぜ勝者が払うのでしょうか?」


 カリグラはにっこり微笑む。


「“世界を所有する者が、世界を維持する義務を負う”――これは基本です」


 クロノは天井を見上げた。


 ヒーローと戦っているときは、そこまで考えていなかった。

 勝つことだけを考えていればよかった。


 これからは違うのだ。自分で言ったことではあるが、改めてその重みを実感していた。

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