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世界征服よりも世界運営のほうが大変だとは思わなかった  作者: ももらら
第3章 悪の組織、ホワイト企業になる

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悪の組織、面接をする2

2人目は元・弁護士です。

 次に入ってきたのは、40代前半の男性。


 細身。鋭い目。


「元・国際法務弁護士、桐生仁(きりゅうじん)と申します」


 クロノが問う。


「志望動機を」


 桐生は即答。


「御組織は現在、訴訟リスクの塊です」


 カリグラがうなずく。


「世界各地で違法占拠、資産凍結、破壊行為」


「過去の話です」


 クロノが静かに言う。


 桐生は頷く。


「ええ。だからこそ、今がチャンスです」


「チャンス?」


「勝者が法を作れるとはかぎらない。ですが、法を整えられるのは勝者だけです」


 アシュレイが興味深そうに見る。


「あなたは、悪の組織を正当化する気ですか?」


 桐生は首を横に振る。


「合法化です」


 空気がわずかに震える。


「恐怖政治は長続きしません。法治国家化すれば、御組織は100年持つ」


 クロノの目がわずかに輝く。


(欲しかった人材だ)


 マグマリオンがぼそり。


「100年も働くのか……」

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