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世界征服よりも世界運営のほうが大変だとは思わなかった  作者: ももらら
第3章 悪の組織、ホワイト企業になる

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初の人間求人

求人は来るのでしょうか? 私なら応募します(笑)。

 数日後。


 ネメシス連合公式サイトに、求人広告が掲載される。


【急募】世界運営スタッフ

 職種:行政・法務・教育

 月給:応相談(能力重視)

 福利厚生:完全週休2日、怪人医療保障制度適用、溶岩飛散保険加入可


 世界がざわつく。


「悪の組織が人間を採用! 本気なのか?」


 クロノは記者会見で答える。


「我々は世界を壊す側から、支える側へ移行しました」


 カメラが光る。


「恐怖政治は行ないません」


 背後でマグマリオンが小声。


「少しはやってもよいのでは」


「ダメです」


 会見終了後。


 アシュレイが歩み寄る。


「見事でした、閣下」


「ありがとう」


「ですが」


 視線が細まる。


「人間が内部に入れば、必ず裏切りが出ます」


「承知しています」


「それでも?」


 クロノはわずかに笑う。


「まずこちらが信頼しないと、信頼は返ってきません」


 アシュレイは沈黙する。


(甘い)


 だが同時に。


(強い)


 彼は頭を下げる。


「広報計画の修正案、明日提出します」


 淡々と。


 忠実な部下の顔で。


 背を向けた瞬間、その目は冷たい。


(人間側の監視団体。組織内部の改革。労組。外圧と内圧)


(均衡が崩れる瞬間を待つ)

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