表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

重力の底に残る声

作者:山さん
人が空を見上げても、もう星はほとんど見えなくなった。
都市の光と人工衛星の軌道が、夜空を覆っているからだ。

吉村陸、三十八歳。
エネルギー企業のシステム保守員。
AIが仕事を判断し、感情が不要になった時代に、
彼はただ“見ているだけ”の日々を生きていた。

恋人を裏切りで失い、
唯一の家族だった猫・コマキも一年前に死んだ。
何かを信じる力も、もう残っていない。

そんな彼の部屋で、ある夜。
死んだはずのコマキの声が、スピーカー越しに名前を呼んだ。

「……リク?」

それをきっかけに、陸は
人間の意識・情報・エネルギーを巡る計画――
ゼロポイントエネルギー抽出炉(ZEF)実験へと関わっていく。

科学が魂を数式で表そうとした時、
世界の“重力”は、わずかに軋み始めた。
夜空の底から
2025/10/06 16:28
ZEF実験
2025/10/07 07:00
重力の瞬き
2025/10/08 06:00
MI-KA
2025/10/09 06:00
観測者たち
2025/10/10 06:00
虚数の地平
2025/10/11 06:00
記録者の街
2025/10/12 06:00
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ