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龍は世界を渡る  作者: 人外主人公大好き
2章 ファンタジーの世界
59/60

59.終わり

この章は終わりです

―あはは、いいね―

愉しげな声が空気を震わす


―最終決戦だ―

眼下には巨大な龍と小さな龍

どちらもこちらには気づいていないようだ


―でも……―

声の主は、言葉を切る


―つまんないな―

―……どうするかなー―

悩む、物語はクライマックス最初から読み直すのはめんどくさい……なら、どうするのか


―やり直すかな―


――

―――

――――

ルナス視点


「うーん……やっぱり、あれこれ干渉したのは失敗だったかな」


漆黒の宇宙空間。

その真ん中で、ルナスは眼下に広がるひとつの世界を見下ろしながら、ひとりごとのように呟いた。


「正直、疲れただけだったしね。……まあ、それでも楽しくはあったけど」


これまでの出来事を思い返すと、口元に自然と笑みが浮かぶ。


「滞在期間はこれまでの世界に比べれば、本当に短かったんだけどね」


星々が静かに瞬く中、ルナスは腕を組み、次に向かう世界について考え始める。


「さて……次はどうしようかな?」


今回の“失敗”を踏まえるなら、次の世界では干渉せず、用意された物語をただ“観測するだけ”に徹するべきだろう。


だが、それはあまりに退屈だ。


ありきたりの物語を見続けているだけでは、どうしても壊してしまいたくなる。


龍という強靭な種へと変わった今でも、本質は人間。

そして、忍耐力は皆無に等しい。


そんなルナスにとって、「観測だけ」という選択肢は致命的だった。


「……今回は現代日本の魔法少女物だったし、次はファンタジー物……かな?」


ぽつりと呟いた後、苦笑する。


「ファンタジーねぇ。どうせ王道の魔王討伐あたりでしょ? 王道すぎて逆につまらなさそう」


また一つ悩みが増える。

いかがでしたか?楽しんでもらえたのなら幸いです。

見にくい、ここの文章がおかしい、面白くない、などありましたら教えて頂きたいです


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