4.龍は配信を観る
遅くなりましたが続きです
(追加訂正がございます)
「? なに」
(先程申しました“複数の種族が国を成している”という情報ですが、正確には人間種が人口の大半を占めているようです。他種族は存在しますが、規模としては限定的です)
「なーんだ、メインは人間ってわけか。他にはどういうのがいるんだ?」
(大まかには三つ。一つ、人間族――何の特徴も持たない最も一般的な種。二つ、獣人族――人間に動物の特徴が加わった種。三つ、仮想種族――エルフや吸血鬼など、ファンタジー的存在。それに加えてごく稀に、先祖返りとして“竜族”が生まれる場合もあるようです)
「なるほど、ケモ耳がいるのか……それにしても竜族ねー。魔力の元を考えれば当たり前だけど」
「それで? 魔法少女には全種族がなれるのか?」
(是。魔法少女の適性があれば、どのような存在でも可能です)
「適正ねー……つまり、魔力への感受性が高いかどうかと、どれだけ魔力を蓄えられるかがポイントってことか」
(是)
「そっか。まあいいや。そういえば日本っぽい国の名前は?」
(霊峰皇国というようです)
「へー、関係ないけど」
「で、魔法少女のことについて教えて」
(お答えします。魔法少女はランク分けされており、上からS・A・B・C・Dとなっています。基準としてはSが国を単独で破壊可能、Aが街を……といった具合です。魔物にもこの基準は適用されますが、同ランクで比較した場合、魔物の方が強いようです。Sランクの魔法少女は国に一人いれば良い方で、基本的にAからCランクが主流となります)
「そうなんだ。他には?」
(他といたしましては、“ランキング制度”が存在します。魔物の討伐数や市民からの人気度によって順位が変動します。また、魔法少女を育成するための学園も存在しています。そして特筆すべきは、魔法少女が戦闘している様子を“配信”する文化が根付いていることです)
「配信? なんで?」
(理由は単純です。視聴者が配信を通して魔法少女を見守ることで、その感情や関心が微量の魔力に変換され、戦闘中の彼女たちを強化する効果があるようです)
「……へー。見るだけで魔法少女の助けになるってわけか。しかも自分は楽しめる、と。いい趣味してんじゃん」
「その配信ってここでも見れる?」
(是、ご覧になりますか?)
「ああ」
いかがでしたか?楽しんでもらえたのなら幸いです。
見にくい、ここの文章がおかしい、面白くない、などありましたら教えて頂きたいです




