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スペース・ロック  作者: 祈鈴銀
地球と出会い編
13/50

第13話 「地球三銃士!!!」

勢い良く宙を舞うクエスチョナーたち。

カフェからもだいぶ離れた事を確認すると降りる場所を決めゆっくりと着陸。

クエスチョナーはセード。

グレートはイーパンクス。

エメリィはエルカット。

それぞれ仲間を巻き込むまいと別の場所に降り立つ。


「お前華奢な体なのに結構力あるんだなぁ?魔力数値は…310万パワーか!!!400万の俺様にふさわしい相手だぜ!!!」


魔力測定装置でクエスチョナーの魔力を測るセード。


「魔力は戦闘力数じゃねぇ。数字ばっか見てたら痛い目見るぜ。」


世間一般では魔力=戦闘力数と認知されている。

しかも魔力は生まれ持って一切変動しない。

だから生まれたばかりの赤ん坊時に魔力数値を測られ今後の人生を左右するという悪歴が蔓延っている。

しかし本当に頭のいい者からしたら魔力なんてのはただの数字。そこに意味などは存在しない。


「エレキレイド。」


バチバチィッッッ!!!


セードの両手に電気のサバイバルナイフが光る。

雷属性の魔法の1つだろう。

得意げにブンブンとパフォーマンスを披露し、クエスチョナーを威嚇。

それに対し表情を変えないクエスチョナー。

てかコイツそもそも顔ねぇわ。


「そのナイフ使い…お前随分と慣れてるな。こりゃ厄介だ。」


「そうだぜぇ…!!!ナイフの雷魔法に関しては俺の右に出るやつは13人ぐらいしか居ねぇ!!!」


「割といるじゃねぇか!」


ヒィヤァァァァァァッッッッ!!!!!!

と叫び声を上げながら突っ込むセード。

次々に繰り出されるナイフを紙一重で躱していくクエスチョナー。

肉や骨は切れていないものの、スーツは切り刻まれていく。


「逃げ足は速ぇみたいだが!!!それじゃ俺に勝てねぇだろうなぁ!!!」


バッッッ!!!と後ろに下がりナイフを重ね合わせ空中に固定するセード。

印を結んでいる。

何をしているのかと思ったのは、ものの0.06秒ほど。ヤバいと危険察知したクエスチョナー。

即座にスーツを脱ぎ捨て上空に投げる。

すると…


バリバリバリバリバリバリッッッッッッッ!!!!


先程まで着ていた服に激しく電気が迸る。

まるで感電したように雷撃を受けるスーツは数秒で黒焦げになりボロボロと消しくずとなり風に飛ばされていく。


「あっっっぶねぇ〜………!!!あのナイフで蓄電してやがったのか…!!!」


そう、セードのエレキレイドは切れ味自体も鋭く簡単に衣服はおろか人体も切り裂ける。

しかし、本当に恐ろしいのは蓄電仕様。

直接切れることは無くとも、切りかかった対象の周りに静電気を纏わせその後印を結ぶと蓄電していた電気が一気に爆発。

対象物を感電させ黒焦げにするというものだ。


「OK。じゃ俺も使わせてもらうかね!!!」


クエスチョナーは自分の手に無属性の魔力を纏わせガード。手刀や拳でエレキレイドと正面から殴り合う。


「そんな甘っちょれぇガードなんざなんの意味もねぇぞッッッッッッッ!!!!!」


ブシュッッッ!!!

ズバァッッッ!!!!!


(マジかよ…!!!結構魔力練り上げてんだぜ!!!)


魔力を纏っていなければとっくに手首を切断されているだろう。

こちらもセードに何発か入れているのは入れている。

ボディブローや右フック、時折手刀で皮膚を裂くも手数は相手のほうが上。

だが魔法ガード越しなので静電気が溜まっても手に纏った魔法を解けば静電気も無くなる。

そう思っていたが詰めが甘かった。

切れ味が想像以上だったのだ。

バク転で後ろに下がり魔法を解くクエスチョナー。


「次はちゃ〜んとその首切ってやっからよぉ〜。」


ジュルリとエレキレイドを舐め回したセード。

そして感電。


「ギイイィィィィヤァァァァァァァァッッッッッッッ!!!!!!!!」


バリバリバリバリバリバリィィィィッッッッッッッ!!!!!


「馬鹿じゃねぇのお前…。」


プスプスとちょっといい匂いがするセードはエレキレイドを解いた。ワニだからね。

汗だくでハァハァと息を切らす。


「や…やるじゃねぇかお前…。思ったより強いな…。」 


「なんもしてねぇよ!!!」


「ここまで俺を追い込んだのはお前が初めてだ…。それに敬意を込めて…。フルパワーでいくぜ。」


今でこそ丸太のような太い筋肉の腕が更に盛り上がり、電撃が迸る。そしてそのまま印を結ぶ。

最後に両手を合わせ、徐々に手を離していくとバカでかい雷の刃が出現。

剣の柄を持ち、ブンッッッ!!!大きく振るう。


「なッッッ!!!青龍刀かよッッッッッッッ!!!!」


両腕で防ごうと思ったが瞬時にその考えを捨て真横に飛んだ。

すると激しい轟音が走り空気ごとその場が揺れる。

クエスチョナーが青龍刀の振るわれた場所を見ると鉄柵だった部分は焼き切られ、地面は大きく抉れられていた。

あ、因みにここ廃ビルの屋上ね。


「なっ………、こんなもんマトモに当たったらタダじゃ済まねぇ………!!!」


ブゥオオオオン…


青龍刀を自分の肩に置き、ニヤニヤ笑うセード。

次は外さねぇ、と。


「こっちも本気…出さねぇとなぁ…。」


砂埃の着いたズボンをパパッと手で払い、切り刻まれているカッターシャツを投げ捨て印を結ぶ。


「【クエスチョン・タイム】だ。」


「……………クエスチョン・タイムだぁ?」


人差し指を立てセードの顔を見つめる。


「問題・10本ある人参を3本抜いたらあとはい〜くつ?」


眉を上げ不思議な顔をするセード。

なぞなぞか?

何故この死闘の中でそんなふざけた事をするのか?

クエスチョナーは人参のような形の光の刃を10本指を横に流し発動。

凄いスピードで発射されるも避けられない事はない。


「10-3は7だろうがッッッ!!!」


光の人参を上に跳び回避し、青龍刀を大きく振り下ろす。

しかし  


「残念、ハズレだぜ。」


ズバァァァッッッ!!!!!


避けたはずの人参が3本ホーミング弾のように追尾。

脇腹や脚を切られてしまった。


「ガグァッッッ!!!な…!!!なんで…!!!」


「3本抜いたらあといくつ?だぜ?良〜く考えたら分かるぜ。」


ビシッッッ!!!と指を3本立てるクエスチョナー。どうやら応えは3らしい。


「抜いたら【跡】いつくだ?だから抜いた跡を聞いてんだよなぁ〜これが。」


ニヤニヤと笑い、続けざまになぞなぞを出す。


「問題・パピプペポからパピペポを取ると何になる?」


先程は答えて外してしまった。

相手が何をしているのかは分からないが、こうなれば答えなければいい。

大声で叫びながら青龍刀を横一線に振りかざす。


「時間切れ、だ。」


するとクエスチョナーの手から大量のトランプが飛び出し、真正面から全身を切り刻まれるセード。

答えていないにも関わらず攻撃を許してしまった。

答えなくとも発動するのか。

答えはプは取らない。

プ、取らん。取らんプ。

トランプである。


「な…!!!なんなんだその魔法はよぉッッッ!!!」


「さぁな。実を言うと俺も良くわかってねぇ。言うなれば【概念系魔法】になるんかね。」


終わりにしようぜと高くジャンプし狙いを定める。

最後のなぞなぞを出すつもりだろう。

外しても答えなくても発動するのであれば、後はなぞなぞに答え当てれば良い。

俺は選ばれたセイエイチーム。

こちらとしてもプライドというものがある。

相手を睨みつけ、頭をフル回転させる。


「問題・とうもろこしを茹でた時に出てくる生き物な〜んだ?」


目をクワッ!!!と見開き大声で叫んだ。


「ワニッッッ!!!!!!!!」


「ブッブー。答えは…」


両腕を前に突き出し、炎に包まれた燃え上がる馬が現れた。

本物ではなくエネルギーの塊であろうが、その勢いは本物の生命体のような神秘を解き放っている。

いや…これは馬ではない…。

これは!!!!!!


「湯に、コーン、だぜ?」


「ユ………!!!!!ユニコーンかぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!」


ドッッッッッガァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!


激しい衝突音が木霊し屋上は倒壊。

砂煙が漂う中、スタッと地面に降りるクエスチョナー。

意外にも着痩せするタイプらしく、腕も太くタンクトップから浮き出る胸筋は少しエロティック。

少しずつ煙も落ち着き、どうなったか現状が露となった。

先程のユニコーンはセードには直接当たらず、真横にぶち当たった。

しかし、その迫力に負けセードは戦意はすでに失われていた。


「……………なんで殺さなかった…。」


「殺しても仕方ねぇよ。それにお前ただの雇われだろ?これで諦めてくれや。それに…」


アイツらは俺よりももっと強いぜ?とニシシッと歯を見せ笑う。

銀之助たちのことだろう。

ぶっ倒れてるセードに手を差し伸べ、その場に座らせた。


「はぁ………任務失敗だ。完敗だぜ。」


お互いに笑顔で強く握手を交わし、その場を制した。


クエスチョナーの勝利。






激しい金属がぶつかりあう音が響く。

こちらでは廃地下駐車場で戦闘を繰り広げるエメリィとエルカット。

エルカットの体も傷だらけではあるが涼しい顔をしている。

対してエメリィはかなりしんどそうに汗を垂らしハァハァ…と息が荒い。

それに気になるは全身に刻まれたなぞの▲の文字。

まるで入れ墨のように脚や首、腕に至るまで刻まれている。


「ちょっとー!!!めちゃくちゃタフなんですけどー!!!それに2発目当たらないしー!!!」


地団駄を踏むエルカット。

見た目は可愛いギャルのワニっ娘。

しかし爪がかなり凶悪な形に光り、返り血に染まっている。


「やっば………。思ったより強いし…。」


エメリィは持ち前の嗅覚で相手の能力を察知。

具体的にまでは分からずとも、絶対にヤバいというのは分かる。

1発目に爪で突き刺された時に察したのだ。

2発目は無い、と。

なので回避しながら反撃していたのだが、相手はプロの用心棒。その辺の喧嘩自慢などとは段違いの強さ。


「さっさとくたばってよねー。早くネイルしたいし友達と遊びに行きたいしー。」


「私もだっての。」


シュババッッッと印を結び、自分の周りに独楽のような風を巻き起こす。

それを素早く飛ばし、更に魔法を発動させ加速させる。


「疾風狸独楽ッッッ!!!」

 

一つ一つは小さいが時速なんと380km。

新幹線超えのスピードでエルカットめがけ空を切る。


「速いけど………遅い。」


目に見えない連撃で全て弾き落とすエルカット。

この独楽は言うなればただの囮。カモフラージュ。

二段階目の攻撃がメインということはわかっていた。

潰した独楽の後ろから緑色のクナイが十数本飛んできた。


(毒か…。)


やっぱりな…とそれも軽々しく躱し、爪をエメリィに定める。


ガキィィィンッッッ!!!


ギチギチと音がなり、超至近距離で睨み合う2人。


「どっから出したんよその刀。」


「寸法魔法でね…!!!いつもはサイズ小さくしてポーチの中に入れてるのよ…!!!」


「へぇ〜、かっこい。」


バァァァンンンン!!!!!

と弾ける音が地下に響き、互いに目にも留まらないスピードで切り合う。

しかし若干ではあるがエメリィが押され気味だ。

何も爪だけじゃないとみぞおちに前蹴りを入れるエルカット。その瞬間を逃さず刀のサイズを小さくし頬張り、腹に入れてきた脚を掴みそのまま地面へと叩きつけた。


「ゴブッッッッッ!!!!!」


叩きつけられた衝撃音は地下に振動。

すぐに起き上がってきたエルカットにプッと小さくサイズ変更した刀を吐き出す。

飛ばされた刀は次第に大きくなり元のサイズに変化。

しかしこれも首を軽く捻られ回避されてしまった。


「くっっっ!!!」


「惜しかったじゃん。万策尽きた?じゃあ…オネンネの時間だしーーーー!ッッッッッッッッッ!!!!!!」


「なッッッッッッ!!!!!!!」


ズブォォォッッッ!!!


エルカットの爪が突き刺さった。

▲の文字の上に▼が重なるように浮かび上がる。


「あ…………あがっ………。」


次第に全身にクラックのようなものが走り、ボロボロと崩壊し始めるエメリィ。

そう、これこそがエルカットの魔法の1つ。

【六芒星の手向け】である。

毒を練り込んだ爪を相手に突き刺すと最初に▲が浮かび、同じ箇所にもう一度突き刺すと▼が浮かぶ。

六芒星の形になるのだ。

そして相手の全身に致死性の猛毒が周り死に至る。つまりは二撃必殺。

遂に2発目を受けたエメリィは接戦惜しくも崩れ始めた。


「ごめんねー。任務の邪魔するからさ。違うとこで会ったら友達になれたかもね。」


どこか少し悲しそうな目をしつつ完全に崩壊するまで見届けるエルカット。

そして足元まで崩れ去ったのを確認すると両手を合わせ頭を下げた。

せめてもの相手に対する敬意を表したのだろう。

後ろを振り向き、本来のターゲットへと足を運ぶ。

いや、運ぼうとしたのだろう。

目の前にエメリィが居た。

これでもかと拳を握りしめて。


「はぇっ?」


「ラクーンナックル。」


ドゴオオオオオォォォォォォォォッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!


「ゴブォッッッッッッ!!!!!!!!」


かなり距離があったにも関わらず、後ろの壁まで拳をみぞおちにめり込まれ叩きつけられた。

ガラガラと崩れ落ちる壁のアスファルト。

その威力は建物に植え込まれている骨組みごと大きくひしゃげるものであった。


「な……………なん……で………。」


「さっき…………アンタに放った刀………アレに擬態…てか、変化してたのよ…。あの崩れたの…影分身…。」


「い………いつ…の…………間に………。」


「アンタ下に叩きつけた時……に。そうでもしなきゃ……勝てなかった…だろうし…。」


その場にへたり込むエメリィ。

しばらく互いにダメージで一言も発しなかったがグゥゥゥと腹が鳴った。


「あはは…お腹空いちゃった…。」


エメリィの全身からは文字が消え、エルカットに肩を貸しトボトボと歩き始めた。


「なんで…アンタ私に殺されかけたのに…。」


「エルちゃんから敵意は感じたけど、悪意は感じなかったからさ…。それに…もう友達でしょ…。」


一緒にご飯食べようとニッコリ笑うエメリィ。

気の抜けた笑いがエルカットから溢れ、負けだわと呟いた。

それにエルカットは知っていた。

最初からエメリィは本気では無かった。

クナイや刀で攻撃をしてきたが、首や顔、そして変化していない爪などには一切切りかかっていなかった。

エメリィには殺す気など一切なかったのだ。

どこかさみしくもあり、どこか恐ろしい。

死にかけ女が2人、くだらない話をしながら地下駐車場を後にした。


「サっちゃんはねぇ〜屁の魔法が得意で〜。」


「屁の魔法ってなに!?」






「へへへッッッ…………完敗だぜ…。」


グレートにパワーボムをまともに食らい、その場でへたり込むイーパンクス。

そしてその場でしゃがみ、イーパンクスの手を強く握りしめ楽しかったよと礼を言うグレート。


「これだけの力があれば、ヒーローになれる。子どもたちも喜ぶぞ。どうだ?やってみないか?」


「………嬉しい誘いだが…俺は親分に拾われた礼があるからな…………。お前には…また違う形で…なんかさせてくれや…。」


互いに戦士として笑い合う。

作者に書くのがめんどくさいという理由で戦闘描写を大幅にカットされた2人。

どんな戦いだったのか。それは書籍化したりアニメ化した時にやってくれるだろう。

タバコを吸いながら祈鈴銀は思うのであった…。






「おや………負けてしまいましたか。」


パタンッ


高価なiPadのケースを閉じ、メガネをクイッと整えるイルエルド。

戦闘結果が認められないボーナは怒りで震えながら胸ぐらを掴み怒鳴り散らす。こっちは金を払ってるんだぞと。


「おいッッッッッッ!!!!!どうなってるんだッッッ!!!ターゲットはおろかその辺の異星人に負けてんじゃねぇかよッッッ!!!精鋭チーム寄越したんじゃないのかッッッ!!!」


片手で掴んでる手を軽く払い、スーツを整えるイルエルド。

不敵な笑みを浮かべヤレヤレとボーナに呆れ返る。


「勘弁してくださいよボーナ様。確かに今回は失敗しましたが…セイエイチームではありますよ?」


意味がわからない。どういうことなのか。


「セード、イーパンクス、エルカット、そして僕イルエルド………頭文字を取れば【セイエイ】になるでしょう?」


ワナワナと拳を震わせ、殴りかかる。

ふざけるなよと喚き散らす。

しかし片手で止められ少し小突かれただけですっ転ぶボーナ。

イルエルドはどこか得意げな顔だ。


「今回は新人たちの戦闘力を測るために来ただけですから。たかが5億円如きで上等な部隊を雇えるわけ無いでしょう。それに………これアナタのポケットマネーでは無いのでは?」


ギクッ!!!


どうやらお見通しのようだ。

イルエルド曰く、私利私欲や私怨で人もしくは会社の金を盗み雇い話を持ちかけてくる異星人は珍しくないようだ。

そういう時は依頼を受けると言いつつ、新人のデータを測る機会に利用すると。

クリーンな金では無いので受け取りませんよと伝えると、無線でワニ3人たちに帰還命令を促しその場を後にする。


「おいッッッ!!!どこ行くんだよッッッ!!!おい!仕事もしねぇで逃げんのかッッッ!!!」


「ワニワニ商会は色んなとこから目を付けられてますからねぇ。サツのお世話にはなりたくありません。それでは。あっ。」


光で反射したメガネの奥の目はどうなっているのかは伺えない。

笑顔でボーナから離れたイルエルドは華麗にビルから飛び降りようとしたが、高すぎる身長が故に段差に気付かず引っかかり転がり落ちた。

そして道路のガードレールに顔面を叩きつけ気絶。

後にイルエルドのみ逮捕された。

とてつもない頭痛に襲われたボーナは頭を抱えながらその場でうずくまる。

体からどす黒い煙が抜けていく。

そのままボーナは気を失った。






「「「え?俺ら主人公やねんけど今回出番無し?」」」


















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