第81話
神崎隼人の魂は、飢えていた。
新たなる力へ。
そして、その力を解放できる新たなる戦場へ。
彼のパッシブスキルツリーに刻まれた、狂乱の星団。
【チャージ上限解放（狂乱）】
【終わらない渇望】
その二つの名が、彼の脳内で甘美な呪詛のように反響していた。
狂乱チャージの最大スタック数は4へ。
そして、その一振り一振りに、最大で32%ものダメージボーナスが上乗せされる。
それは、もはや強化ではない。
彼の存在そのものを、別次元の捕食者へと変貌させる「進化」だった。
残りの4ポイントのパッシブスキルポイントをどう割り振るかなどという些細な問題は、彼の意識の彼方へと消え去っていた。
今の彼を支配しているのはただ一つ。
この溢れ出る力を一刻も早く試したいという、純粋で、そして暴力的なまでの衝動だった。
彼は迷わず、配信の準備を始めた。
ARカメラを装着し、システムを起動する。
その日の配信タイトルは、彼の内なる渇望をそのまま映し出したかのように、シンプルで、そして挑戦的だった。
『【新ビルド試運転】C級未踏領域蹂躙ショー』
そのタイトルが公開された、その瞬間。
彼のチャンネルには、数万の視聴者たちが津波のように殺到した。
コメント欄は、期待と興奮の熱気で沸騰していた。
『新ビルド！？』
『おいおいJOKERさん、また強くなるのかよ！』
『この前のパッシブ振りの成果を、見せてくれるってことか！』
『蹂躙ショーとか、自分でハードル上げていくスタイル好きだわｗ』
その熱狂をBGMに、隼人はダンジョン選択画面を開いた。
彼が選んだのは、これまで一度も足を踏み入れたことのない、新たなC級ダンジョン。
その名は、【嘆きの森】。
SeekerNetの情報によれば、そこは古代樹の霊が彷徨う薄暗い森。
そして、出現するモンスターは、そのほとんどが硬い樹皮と高い物理耐性を持つ「木霊」や「トレント」といった、植物系の魔物だという。
物理攻撃を主体とする戦士にとっては、相性の悪い戦場。
だが、それこそが隼人の狙いだった。
中途半端な相手では、この新たな力の真価は計れない。
自らにとって最も不利なテーブルで、どれほどのパフォーマンスを発揮できるのか。
それこそが、彼が求める最高のスリルだった。
ダンジョンへと転移した、その瞬間。
ひんやりとした湿った空気が、彼の肌を撫でた。
見渡す限り、天を突くかのような巨大な樹木が鬱蒼と生い茂り、その葉が太陽の光を遮って、森全体が薄暗い緑色の光に包まれている。
地面は厚い苔で覆われ、足音を吸収する。
時折、どこからか、鳥の鳴き声とも人の嘆き声ともつかない、不気味な音が聞こえてくる。
それは、幻想的でありながら、どこか死の匂いが漂う不思議な空間だった。
「…なるほどな。雰囲気は、悪くねえ」
隼人はその空気を深く吸い込むと、早速あのスキルを起動させた。
【血の怒り（Blood Rage）】。
彼の心臓が、ドクンと大きく脈打つ。
視界がわずかに赤く染まり、彼の魂に刻まれたパッシブスキル【終わらない渇望】が、即座に反応した。
彼の周囲に、一つの緑色に輝くオーブがふわりと現れる。
最低狂乱チャージ、1。
戦闘開始前から、彼はすでに加速を始めていた。
彼が森の奥深くへと一歩足を踏み入れた、その時だった。
ゴゴゴゴゴ…という地響きと共に、目の前の地面が盛り上がり、一体のモンスターがその姿を現した。
それは、まるで古代の樹木がそのまま人の形を取ったかのような魔物だった。
身長は、3メートルはあろうか。
全身がゴツゴツとした硬い樹皮で覆われ、その両腕は鋭い枝の槍となっている。
その顔と思われる部分には空洞が三つ空いており、そこから不気味な緑色の光が漏れ出ていた。
【エンシェント・トレント】。
この森の、番人だった。
その見るからに頑強そうな姿。
コメント欄が、ざわつき始めた。
『うわ、出た！トレントだ！』
『こいつ、物理耐性がクソ高いんだよな…』
『JOKERさんの物理ビルドだと、相性最悪じゃねえか？』
『おいおい、初手から苦戦するパターンか…？』
視聴者たちの不安をよそに、隼人はただ静かにその敵を観察していた。
そして、彼は不敵に笑った。
「最高のサンドバッグじゃ、ねえか」
彼は、地面を蹴った。
トレントがその巨大な腕を振りかぶり、薙ぎ払うような攻撃を仕掛けてくる。
だが、その動きは今の隼人にはあまりにも遅すぎた。
彼はその攻撃を嘲笑うかのように、最小限の動きで回避し、その懐へと潜り込む。
そして、彼はその硬い樹皮の胴体へと、渾身の一撃を叩き込んだ。
【無限斬撃】。
狂乱チャージ1スタック。
攻撃速度+7%、ダメージ+8%。
その力が、上乗せされた一撃。
ガッッッッ
凄まじい、破壊音。
コメント欄の誰もが、予想だにしなかった光景。
鉄壁と思われたトレントの硬い樹皮が、まるで腐った木のように、あっけなく砕け散ったのだ。
彼の長剣は、その勢いを殺すことなくトレントの胴体を深々と貫き、その背中から突き抜けていた。
一撃。
たった、一撃。
あの物理耐性の化け物が、一撃で。
「ギ…ギギ…」
トレントは断末魔の悲鳴を上げる間もなく、その巨体を支えきれず、ゆっくりとその場に崩れ落ち、おびただしい木屑と緑色の光の粒子となって消滅した。
静寂。
コメント欄が、完全にフリーズしていた。
誰もが、目の前で起こった現象を理解できずにいた。
その沈黙を破ったのは、隼人自身の乾いた笑い声だった。
「…はっ。なんだこれ。脆えな」
彼は、自らの剣を見下ろしながら呟いた。
彼自身もまた、そのあまりにも圧倒的な火力に、驚きを隠せずにいたのだ。
（これが…ダメージ+8%の力か…）
たかが、8%。
だが、その数字が彼のビルドの他の要素と複雑に絡み合い、もはや計算では説明できないほどの相乗効果を生み出している。
その事実が、彼を最高に高揚させていた。
その瞬間。
彼の周囲に、二つ目の緑色のオーブが灯る。
【血の怒り】の効果で、敵を倒したことによる狂乱チャージの獲得。
彼の加速が、始まった。
彼は、もはや歩いてはいなかった。
疾走。
狂乱チャージ2スタック。
移動速度+4%、攻撃速度+9%、ダメージ+16%。
その力が、彼を森の中を駆け抜ける一陣の風へと変える。
次々と現れる、トレントや木霊たち。
だが、それらはもはや彼の速度についてこれない。
彼が通り過ぎた後には、ただ砕け散った木々の残骸と、ドロップアイテムだけが残されていた。
彼は、そのドロップアイテムを拾う動作すら楽しんでいた。
加速した、思考と肉体。
それは、彼の全ての動きを最適化し、無駄のない流れるようなムーブを可能にしていた。
敵を倒し、チャージを得て、さらに加速する。
その無限の、上昇スパイラル。
彼は、その麻薬的な快感に完全に酔いしれていた。
『はっやｗｗｗｗｗ』
『もう、何が起きてるのか分からんｗｗｗ』
『戦闘っていうか、ただの障害物競争じゃんｗ』
『これが…最適化されたファーミング（稼ぎ）…！』
コメント欄もまた、そのあまりにも異次元の光景に、もはや分析や解説を放棄し、ただその圧倒的な速度と爽快感を楽しんでいた。
彼の配信は、もはやRTAの領域へと足を踏み入れていた。
いかに速くダンジョンを駆け抜け、ボスを倒し、報酬を得るか。
その純粋な、タイムとの戦い。
それもまた、彼にとっては最高のギャンブルだった。
そして彼は、ダンジョンの最深部へと到達した。
そこは、ひときわ巨大な古代樹の根元に作られた、広大な空洞だった。
その中央に、それはいた。
【森の古神】。
このダンジョンのボス。
それは、これまで彼が倒してきたどのトレントよりも遥かに巨大で、そして禍々しいオーラを放っていた。
その全身は、もはや樹皮ではなく、黒く光る鉄のような木で覆われ、その枝の先には無数の鋭い棘が生えている。
その顔と思われる部分には、三つの赤い瞳が不気味に輝いていた。
『でけええええ！』
『こいつも、物理硬そうだな…』
『JOKERさん、気をつけて！』
コメント欄が、わずかな緊張感を取り戻す。
だが、隼人は止まらなかった。
彼の狂乱チャージは、すでに最大スタックの4に達していた。
移動速度+8%、攻撃速度+13%、ダメージ+32%。
彼の魂は、今、最高潮に燃え上がっている。
「――勢いのまま、終わらせる！」
彼は、咆哮と共に突撃した。
森の古神が、その巨大な腕を振り下ろし、地面から無数の鋭い木の根を突き出してくる。
だが、その攻撃はもはや彼には届かない。
彼はその全ての攻撃を、神業のようなステップで回避し、その懐へと一直線に飛び込む。
そして、彼はその鉄のような幹へと、自らの全てを叩き込んだ。
狂乱の、円舞曲。
神速の剣が、嵐のように吹き荒れ、森の古神の鉄の装甲を容赦なく削り取っていく。
ガリガリガリガリッ！
硬い木が削れる嫌な音が、空洞に響き渡る。
森の古神は、苦痛の咆哮を上げ、必死に抵抗しようとする。
だが、その動きはあまりにも鈍重だった。
隼人の圧倒的な速度の前には、ただの的でしかなかった。
そして、最後。
彼は高く跳躍すると、森の古神の三つの赤い瞳の中心へと、渾身の一撃を叩き込んだ。
【衝撃波の一撃】。
ズッッッ
巨大な亀裂が三つの赤い瞳を貫き、その奥にあるコアを破壊した。
森の古神は、断末魔の咆哮を上げる間もなく、その巨体をゆっくりと傾かせ、やがて轟音と共に崩れ落ち、おびただしい光の粒子となって消滅した。
静寂。
後に残されたのは、山のようなドロップアイテムと、そしてその中心で静かに佇む一人の王者の姿だけだった。
コメント欄は、もはや言葉を失っていた。
ただ、賞賛と畏怖のスタンプだけが、画面を埋め尽くしていく。
その沈黙を破ったのは、有識者たちの冷静な、しかし興奮を隠しきれないコメントだった。
元ギルドマン＠戦士一筋:
…終わったな。
C級ダンジョンは、もう彼にとって敵ではない。
完全に、凌駕した。
ハクスラ廃人:
ああ、その通りだ。
火力、速度、耐久、全てがオーバースペック。
もはや、ここは彼にとって安全に資産を増やすだけの「作業場」に過ぎん。
C級は、完全に稼ぎの環境になったな。
その言葉。
それは、この配信を見ていた全ての視聴者の総意だった。
神崎隼人、またの名をJOKER。
彼の、C級ダンジョンでの伝説は、今、終わりを告げた。
そしてそれは同時に、次なるステージへの扉が開かれた瞬間でもあった。
物語は、主人公が自らの成長を証明し、一つのステージを完全に卒業した、その圧倒的な達成感と共に幕を閉じた。
## ステータス (81話時点)
- **レベル:** 16
- **クラス:** 戦士 Lv.4
- **HP:** 862 / 862 `(基礎430 + 装備288) × パッシブ補正1.20`
- **MP:** 87 / 245 `(基礎100 + 装備145) / 予約: 157`
- **筋力 (Strength):** 50
- **体力 (Constitution):** 27
- **敏捷 (Dexterity):** 17
- **知性 (Intelligence):** 12
- **精神 (Mentality):** 11
- **幸運 (Luck):** ??
- **ステータスポイント:** 残り: 35
- **パッシブスキルポイント:** 残り: 4
- **HP自動回復:** 90.9 / 秒 `(混沌の血脈15 + 背水の防壁50 + 生命の泉13.8 + 活力のオーラ12.1)`
- **MP自動回復:** 1 / 秒 `(基礎回復)`
- **物理ダメージ軽減:** 35% `(決意のオーラLv.10による)`
- **精度 (Accuracy):** +128 `(精度のオーラLv.2による)`
- **移動速度:** +20% `(影歩きのブーツ12% + 疾風の舞踏8%)` ※水銀のフラスコ使用時さらに+40%
- **攻撃速度:** +28% `(万象の守り15% + 血の怒り5% + 怒りの連撃8%)`
- **チャージ上限値:**
- **持久力チャージ:** 3
- **狂乱チャージ:** 4 `(パッシブスキル【チャージ上限解放（狂乱）】により+1)`
- **パワーチャージ:** 3
- **耐性値:**
- **火耐性:** 75% (上限) `(元素の盾26% + 万象の守り25% + 背水の防壁4% + 清純の元素5% + 宿命の腰帯15% = 75%)`
- **氷耐性:** 75% (上限) `(元素の盾26% + 万象の守り25% + 背水の防壁4% + 清純の元素5% + 宿命の腰帯15% = 75%)`
- **雷耐性:** 75% (上限) `(元素の盾26% + 万象の守り25% + 背水の防壁4% + 清純の元素5% + 宿命の腰帯15% + 影歩きのブーツ15% = 90% -> 上限75%)`
- **混沌耐性:** 25% `(宿命の腰帯25%)` ※アメジストのフラスコ使用時さらに+35%
## 取得済みパッシブスキル (合計11ポイント使用)
### キーストーン (大型パッシブ)
- **【生命の泉】(Lifeblood):** (1pt)
- 効果: 最大HPが10%増加し毎秒最大HPの1.6%を自動回復する。
- **【チャージ上限解放（狂乱）】:** (1pt)
- 効果: 狂乱チャージの最大スタック数が3から4に増加する。
### 中ノード (Notable Passives)
- **【終わらない渇望】:** (1pt)
- 効果: 最低狂乱チャージが常に1になる。敵を倒した時に8%の確率で狂乱チャージを一つ入手する。狂乱チャージ1個ごとに攻撃ダメージが8%増加する。
### 通常パッシブ (小ノード)
- **最大HP増加 +5%:** (2箇所, 計2pt)
- **近接物理ダメージ +12%:** (3箇所, 計3pt)
- **【狂乱の守り】:** (1pt)
- 効果: 狂乱チャージ1個ごとに回避力が5%増加する。
- **【疾風の舞踏】:** (1pt)
- 効果: 狂乱チャージ1個ごとに移動速度が2%増加する。
- **【怒りの連撃】:** (1pt)
- 効果: 狂乱チャージ1個ごとに攻撃速度が2%増加する。
## スキル
- **ユニークスキル:**
- **【複数人の人生】:** 複数のビルドを保存・切り替え可能。
- **【運命の天秤】:** 運が絡む全ての事象に介入する。特にアイテムドロップに絶大な影響を及ぼし有用かつ高価な装備が高確率でドロップするようになる。
- **カスタムスキル:**
- **【通常技】無限斬撃 (消費MP: 8):** MPを自己回復しながら無限に攻撃を続けることができる主力技。
- **ジェム構成:** (ヘビーストライク + マナ・リーチ + 近接物理ダメージ増加 + 速度増加)
- **【遠距離技】スペクトラル・スロー (消費MP: 12):** 武器の霊体を投擲する遠距離攻撃。
- **ジェム構成:** (スペクトラル・スロー + マナ・リーチ + 速度増加 + 投射物増(2))
- **【必殺技】衝撃波の一撃 (消費MP: 50):** 大ダメージと気絶効果範囲攻撃を兼ね備えた切り札。
- **ジェム構成:** (パワーアタック + 衝撃波 + 残虐 + 気絶)
- **【パリィ技】鉄壁の報復 (消費MP: 5):** 防御を回復と反撃に転化させるカウンター技。
- **ジェム構成:** (パリィ + ガード時にライフ回復 + リポスト + クールダウン短縮)
- **発動中のオーラ/バフ:**
- **【決意のオーラ Lv.10】(MP予約: 最大MPの25%):** 物理ダメージ軽減+35%。
- **【憎悪のオーラ Lv.15】(MP予約: 0):** 物理ダメージの37%を追加冷気ダメージとして得る。
- **【元素の盾 Lv.10】(MP予約: 0):** 全属性耐性+26%。
- **【自動呪言】(MP予約: 最大MPの10%):** 【脆弱の呪い】とリンク中。
- **【精度のオーラ Lv.2】(MP予約: 32):** 精度+128。
- **【活力のオーラ Lv.2】(MP予約: 40):** HP自動回復+12.1/秒。
- **【血の怒り】(ライフ消費):** 攻撃速度+5%敵討伐時に狂乱チャージ獲得。
- **切り替え用オーラ:**
- **【吹雪の鎧】(MP予約: 25%):** 対凍結用の切り札。
## 装備品 (81話時点)
- **武器:** 【憎悪の残響】 (ユニーク)
- 効果: Lv15憎悪のオーラ付与(MP予約0) / 装備要件: 筋力50
- **盾:** 【背水の防壁】 (ユニーク)
- 効果: 全元素耐性+4%, 秒間50ライフ回復, ライフ低下時(50%以下)に秒間100ライフ回復
- **頭:** 【不動の王冠】 (ユニーク)
- 効果: スキル【決意のオーラ Lv.10】を使用可能にする。このスキルによるMP予約は50%減少(合計25%予約)する / HP+100, MP+50, 気絶・ブロック後回復速度+30%
- **胴:** 魔道士の革鎧 (レア)
- 効果: HP+10, MP+50, 気絶回復速度+15%
- **手:** 【万象の守り】 (ユニーク)
- 効果: 攻撃速度+15%全属性耐性+25%
- **足:** 【影歩きのブーツ】 (レア)
- 効果: HP+38, MP+45, 移動速度+12%, 雷耐性+15%
- **首輪:** 【清純の元素】 (ユニーク)
- 効果: HP+40, 全耐性+5%スキル【元素の盾 Lv.10】付与
- **指輪 (左):** 【元素の円環】 (ユニーク)
- 効果: 【元素の盾】のMP予約コストを100%減少させる。
- **指輪 (右):** 【混沌の血脈】 (ユニーク)
- 効果: 攻撃に15-30混沌ダメージ追加毎秒15HP自動回復。
- **ベルト:** 【宿命の腰帯】 (レア)
- 効果: HP+100全属性耐性+15%混沌耐性+25%
- **インベントリ保管:**
- 【亡霊の身悶え】 (ユニーク)
- 効果: 最大ES+200, 最大HP+100, 混沌耐性+50%, 最大HPの50%をESに変換
## フラスコ
- **スロット1:** ライフフラスコ (中)
- 効果: HPを回復する。
- **スロット2:** マナフラスコ (小)
- 効果: MPを回復する。
- **スロット3:** 水銀のフラスコ
- 効果: 使用後4秒間移動速度が40%上昇する。
- **スロット4:** 解呪のフラスコ
- 効果: 使用時自身にかかっている呪い（デバフ）を解除する。
- **スロット5:** アメジストのフラスコ
- 効果: 使用後6秒間混沌耐性が35%上昇する。
