表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/76

ラネルさん発見?

 道なき道を進み続けて少し経った頃、前を歩いていたアリアさんが後ろに向かって止まってとジェスチャーをする。前に何かがあるらしく俺達は木々の間から覗いてみるとそこには野営地が築かれていたのだ。


 「ゴブリンの野営地だね」

 「どうします。突っ込みますか?」

 「そうだな、俺達の中に隠密スキル持っている奴もいないしそれしかないな。数はいるが二個パーティーなら何とかなるだろう」


 ゴブリンのレベルまでは見えないが結構な数だと思うがアーサーさんとクロガネさんはやる気満々であり遠距離攻撃を持っている俺、アリアさん、ゴーシュ君で一気に叩いて突撃るとの事だ。プリルさんはホークの形の槍をいつの間にか手に持っていたもしかしてそれで戦うんですか?ゴウカ達もやる気でスミンとアロスだけが遠慮がちの態度をしている。


 「じゃあ、行きますよ。アイン、ゴウカはアーサーさん達に迷惑かけるなよ」

 「ーーー!」

 「グァ!」


 大丈夫かな?やる気は伝わってくるのだが心配でならない。作戦らしい作戦も立ててないがようは高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応するという事だ・・・自分がこの立場でこれをさせられる時が来るとは思わんかった。


 ドーン!


 俺達三人の魔法がゴブリン達に当たりこちらに気づいた相手をアーサーさんがサイガと共に突っ込んで蹴散らしクロガネさんが薙ぎ払いアインが輝きゴウカが火を放って突っ込んでいく。俺達も囲まれないように後ろから離れすぎないようについて行く。


 少しして野営地にいるゴブリン達は全滅した。何というか雑兵ばかりのようであんまり強くなかった。色々な物があるその拠点の中で大きなテントを調べるために足を踏み入れたときようやく俺達は目的の人物を見つけることが出来たのだが・・・


 「・・・二人いますね」

 「双子・・・と言う事もないですね。名前が一緒ですし」

 「え、え何ですかこれ?」


 困惑するアリアさんの気持ちもよくわかる。まったく一緒の人物が二人縄に縛られているのだ。マーカーも緑の友好NPCではあるのだがどっちかは偽物なのは確かだ。とりあえず口は聞けるようにしてみるのだが全く同じことを言ってくる。しかも同時に行っているので全く分からない。俺とアーサーさんがあったことを伝えてもなぜか両方とも知らないと言ってくる。


 「まあ、ここで知っているって言ったら偽物ですって言っているようなものですしね」


 プリルさんの言葉通りでどうしようと思った時にある事を思い出してそれを取り出してみる。


 「これなんか使えませんか」

 「それって魔除けのベルですよね。でもここで使えるんですか?」

 「これって説明にモンスターをやな音で遠ざけるってあるからやってみるのもありかなって・・・使ってみていいですかね」

 「このまま街まで持っていくのもあれだしやってみるのもありだね」


 アリアさんの疑問に答えアーサーさんに確認を取った後、ゴウカ達に耳を塞ぐように指示を出して思いっ切りベルを鳴らす。カランカランといい音を鳴らすベルだったがモンスター達にはいい音には聞こえてないらしく耳を抑えてうなだれていた。アインとアロスも耳がないがいやがっているのが分かる。すると二人いるラネルさんの内の一人に変化が起きた。


 「があああああああああ!!」


 暴れだしたラネル・・・多分に偽ラネルはのたうち回るようにその場を転げ回り徐々に体が大きくなっていく。来ていた服も破けて肌の色も変わり緑色の肌があらわになる。もう一方のラネルさんをプリルさんに任せて俺達は偽物の前に立つ。緑色のNPCマーカーは段々と赤色にかわり敵エネミーとなった。


 「おのれ!!我らが主の作戦を邪魔する忌々しい冒険者共が!!」

 「お前は誰だ」

 「我が名はゴーフ!ゴブリンキングであるゴオク様に使えるゴブリンシーフだ!ここで貴様らを八つ裂きにしてくれるわーーー!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ