表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/75

ラネルの行方

 アーサーさん命名のラネル捜索隊は俺とモンスター達のパーティーとアーサーさんと他のプレイヤー達と共に向かう事になった。一つのパーティーで最大6人でありモンスターも人数に入るらしい。


 俺、ゴウカ、アイン、スミン、アロス

 アーサー、クロガネ、アリア、プリン、ゴーシュ、カラカラ


 このような組み合わせになった。俺の情報から店を回ってみるとやはり色々と違う反応を示しており話の内容も違っていた。時間をかけて回ってみた結果を集まって話し合った。


 「うーん、ここまで集めた情報が余りにもラネルという人物とはかけ離れているね」

 「ここまで違うとは思わなかったな」


 プレイヤー達で集まっている中モンスター達は互いに遊び始めている。あ、もうここにいる面々とはフレンド交換を終えています。


 「まずアリアさんの宿屋での話では、ラネルさんはベジタリアンで肉を喰わないのに肉を食っていたという話ですね」

 「はい、店主さんもいぶかしんでいましたね。来た時はいつも新鮮な野菜料理師か食べないと言ってました」


 アリアさんは俺と同じでVRMMOが初めてであり尚且つMFも初めてだったらしく掲示板などで自分はどうすればいいかなどを聞きながら少しずつ進めていたらしい。その中で宿屋の人達と仲良くなったとの事だ。


 「次は僕ですね。本屋のディーさんから聞きました。なんでも他の街で買った貴重な本などを買いながらこちらでも本を売っていたらしいのですが今回はそれがなかったらしいです」

 「忘れていたとか?」

 「そう思って長のオルさんに話を聞いてみました。物は買っていたらしいですよ。それがまだ届いてないとの事ですしかもその物は何処にもないとの事です」


 ゴーシュ君の話はこんな感じだ。これだけだと忘れていただけじゃねとなるなが事前に物はあったのならそれはどこに消えたのかという話になる。ラネルさん自身が持っている可能性もあるが


 「じゃあ、私の番ですね。花屋と農家の二つから聞きましたが花屋の方は持ってきてもらうはずの花の種が来てなくて農家の方もそんな感じですね新しい種を貰うはずだったらしいです」


 ファーマーのプリルさんは花屋と農家の二つを聞いて回ってくれたらしい。俺も花屋で聞き込みを試してみたのだがプリルさんと変わらない内容だった。アンバさんの方を解決したせいなのかな?


 「忘れているだけじゃあもうすまないなこれは」

 「ですね。こうなったらラネルさんを探して確認しないと」

 「あの・・・確認って何を確認するんですか?」


 クロガネと俺の会話がよくわからないでいるアリアさん、俺はそんなアリアさんにある考察を告げる


 「あー・・・実はですね。俺はというより多分アーサーさん含めて全員がラネルさんが偽物ではないかと思っているんです」

 「え?偽物ですか?」


 首をかしげるアリアさんに俺とアーサーさんはある事を告げる。


 「実はね。僕とソラウミ君は彼と会った時に握手をしているんだ」

 「握手ですか。え、それが何で疑う理由になるんですか?」

 「このゲームというよりもVRゲーム全般に言えることなんだけどね。ほとんどのゲームにはハラスメントブロックが存在するんだ」


 俺はこれしか知らないので分からないのだが何でもゲームによっては相手に触れる事すらできない物も存在するとの事だ。


 「で、このMFではフレンドでも設定次第で触れることも触れれなくすることも出来るんだけどそれ以外の他人だったりNPCとは触れる頃が出来ないんだよ。ほら」


 そう言ってアーサーさんはアリアさんと握手しようと手を出す。アリアさんもその意図が分かり手に触れようとするが見えない壁に阻まれて触れることが出来ない。


 「で、アーサーとソラウミにはネラルが握手してきたから疑っていると。でもそれがイベント限定の行動の可能性もあるんじゃないか?その人だけ特別だったとか」


 クロガネの言葉ももっともではあるがそれに対してゴーシュ君が否を唱えてた。


 「いえ、確かこのゲームの説明に例外なくNPCとはハラスメントの問題で触れれない内容が書かれていましたよ」

 「え、ゴーシュ君もしかしてあの長い説明書全部読んだの?」

 「はい」


 プリルさんの驚きに平然と答えるゴーシュ君に俺も驚いていた。このゲームを始める前に長い説明書がスライド式の形で表示される。長いので俺もあんまり読んでいない。


 「ま、まあそう言う事なら疑いようはないな」


 クロガネも予想外の答えに驚きながらもう頷いて納得している。時刻は17時になろうとしていた時だった。俺達がラネルさんのことを聞くためにキャラバンがある大通りまで来た時だった。俺達の顔絵を見てかけてくる人物がいたのだ。


 「ああ、ソラウミさんにアーサーさんやっと会えました」

 「え、オルさん?どうしたんですかそんなに慌てて」

 「落ち着いてまずは深呼吸を」


 余りにも慌てているオルさんに俺とアーサーさんは落ち着かせる。息が整った所でオルさんは俺達にある事を告げて来た。


 「ネラルが何処にもいないんです!皆様は彼を見なかったですか!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ