アインの強さ
その後も色々買い物をした後に平原にやって来た。
「よーし、アインの実力を確かめようか」
「ーーー!」
「グァ!」
気合満々なアインとそれを応援するゴウカという構図で現れたのはレベル3のウルフだ。え?強さを見るならもうちょっと相手を選べって?初戦は圧倒的勝利で気分よくいくもんだろ。
「ガウ」
「ー!」
そんなこんなで始まったアレンの初戦、ウルフはアレンがこっちを向いている隙に噛みついたのだが
「ー?」
何かやったか?とでも言いたそうな立ち振る舞いをするアインは噛みついて来たウルフを片手でもそのまま空に投げた。
「ガウーン!」
「ーー!!」
落ちてくるウルフに対してアインは拳を思いっ切り降りぬく。当たった瞬間にウルフは光となって霧散した。
「今のは力持ちの攻撃力アップをのせたのか」
「ーーー!」
どうやらそうらしい。HPが減ったというよりは溶けたという表現の方が正しいぐらいに攻撃力が上がったのだろう
「それじゃあ~次は発光と土魔法を見せてくれ」
「ー!」
俺がそう言ったらアインはまず発光を使って見せた。体から光を放ち周りを照らす。少ししたらウルフが二体こちらに走って来たのだ。向かってきたウルフは棒立ちの俺ではなくアインに向かって攻撃をし始めた。モンスターのヘイトを集めるのとモンスターを引き寄せる?というより光った範囲内でそれを見たモンスターがアインに向かって来るような感じだ。
「ーーー!」
アインが二匹のウルフが来たことを確認すると腕をクロスさせる動作と共に魔法を発動する。アインが持っている魔法は防御力を高めるアースガードと石の壁を出すストーンウォールがある。
「ガゥ!?」
突っ込んできたウルフは石の壁にぶつかりダメージを受けている。しばらくしてウルフ達はワンパンでほふられた。
「アースガードはやらないのか?」
「ーーー」
使っても意味がないと首を横に振っている。この魔法はレベルが同じぐらいの相手にまた使おう。
「あとは、採掘と鉱石索敵だけど・・・今使えるか?」
「ーーー!」
任せろと胸を叩くアインは少しその場で止まっているといきなりこっちだと指をさして俺達を案内し始める。そこは少し変わった地形になっており石に亀裂が入った採取ポイントがあった。
「おお~辿り着いた」
「ーーー!!」
どうだ!と言わんばかりに自慢するアインをなでる。これはあの鉱山で使ったらもっと大量に見つかったりするのだろうか。
「ここまできたら掘っちゃおっか」
俺は、買ったアイテムの一つピッケルを取り出す。アインにもと渡そうとした時だった。アインはその亀裂の前に立って思いっ切り拳を振りぬく準備を始めていた。
「ア、アインなにを」
ドーン!
豪快に拳が採取ポイントに直撃した。こそから天高くこぶしを突き上げて俺に掘った?物を見せてくれた。鉄鉱石だったがこれがアインの採掘方法なのだろう。
「なるほどな、鉱山にいたのも納得だな」
ゴーレム系統はどうも鉱石類を食べるらしから山岳などにもいるんじゃないかと俺は思っている。過去作でもそんな所にいたしね。
その後、俺達は鉱山の村に戻り探索途中の鉱山内に向かった。いや~前衛がいるだけでもうね楽になったよ。ゴウカが攻撃してアインが守って俺が魔法で攻撃しながら拳も振るうというなかなかいいパーティーになった。そのおかげでB4階層を突破してB5に今いる。採掘も試してみたのだが本当にたいしたものが出てこなくて鉄くず、石、石炭しかいま出ていない。アインのアースガードも試したが誰にでもかけれるらしくアイン自身が自分に使った場合ここのモンスターの攻撃でさえ全然通らなくなったのだ。
「まあ、枯れているって言ってたし仕方ないよな」
「ー」
アインも悲しいのか肩を落としている。アインにとっては故郷がこのありさまじゃあ仕方ないのかもしれない。
「アイン元気出せ。俺達はそれを何とかするためにここに来ているんだから」
「グァ!」
「ーーー!」
それを聞いたアインは元気を取り戻し気合を入れて探索してくれた。鉱石索敵で採掘ポイントをまた発見してくれたアインはパンチで採掘し俺はピッケルを振るうと今まで見たことのないアイテムが出て来た。
水のクリスタル
合成素材
・水属性の力が少し入ったクリスタル
そんな内容の親指サイズのクリスタルが出て来た。ここまで出てこなかったし結構レアなのかな。それからも潜っていくがクリスタルは今回の一個以外出てこなかった。そしてついに目的地と思われる場所に俺達は辿り着いたのが
「・・・明らかにボスだな」
俺達の目の前には大きな広場が広がっていた。周りには今まで見たこともない鉱石が輝きを放っている。これって逃げれるのか?ボス戦って大体逃げれない事が多し・・・掲示板を見てみよ。
調べた結果は逃げれないとの事だ。ただし各エリアに生成される巡回ボスと言われるエリアボス顔負けの強さを持った個体もいてこっちは逃げれるらしい。今回は前者ぽいな。
自身のレベルを確認する。
「まあ、それでも10になって新しい風魔法も手に入ったしゴウカも新しいスキルが手に入ったもんなーどうするかな」
「グァ!」
ゴウカが行こうと言っているのが分かる。この子は本当に戦闘好きだよな。ゴウカは覚えた新しいスキル紅魔法は炎魔法と似ているが威力はそれ以上で真紅の炎攻撃で自分より格上の相手でも結構削っていた。回復アイテム類も結構残ってるしここは死ぬ気で挑んでみますか
「それじゃあ行こうか!ゴウカ!アイン!」
「グァ!!」
「ーーー!!」
イベントまでもう時間がないがいける所まで行ってみようか!




