スキル検証
魔法ギルドにモンスター討伐の依頼を受けた後、北に向かい始まりの森という場所にたどり着いた。どうもスペクトル街の四方は南の洞窟、北の森、東の平原、西の沼地と別れているらしい。バリエーション豊かだが攻略プレイヤーは大変そうだなと考えている中
「ガァァ!」
モンスターがこちらに飛び掛かってくる。
ウルフ レベル2
表示された情報を見ながら回避して距離をとる。依頼の内容はウルフ3体の討伐で報酬は500ガルドとのものだ。大した依頼ではないが魔法ギルドのランクを上げれば色んな恩恵があるのでコツコツやるのが鉄則だろう。
「そんな訳なんで実験台になってくれ。ロックオン」
手に入れたスキルの一つロックオンを試す。
ロックオン:目視した敵に攻撃が当たりやすくなる
目でも見た相手に当たるというシンプルなものなのだが目視していればどこでもあたるのか当てたい部位を見ればそこに当たるのかどれだけの範囲に効果があるの名を実験するのだ。
風魔法のウインドシュートを打つ。ゴウカには邪魔が入らないように俺と一匹だけにするように周りを警戒させている。
最初のウルフは三発で倒れた。一発目は頭に二発目は前足を見て放つと前足に当たり三発目は後ろ足を狙ったのだが当たる前に背中に当たってしまった。
「・・・当たりずらい場所は別の場所に当たるのかな」
次のウルフには片眼をつむった状態で同じように撃ってみたが結果は同じだった。見てさえいれば片目でもいいらしい。三体目は打った後に俺が別の場所を向いていたらどうなるかを試したのだが。
「・・・ガァ!」
あらぬ方向に魔法が飛んで行った。その後もどれぐらいまでと語句のかなどを検証したが範囲は魔法の射程までが範囲だと言う事が分かった。
「なるほど、相手の弱点を見ていればそこに攻撃が向かうという感じだな」
投げれるアイテムとかあったらどうなるんだろうと考えながら今後を考えながら次に逃走のスキルを試すのだが
「・・・レベルのせいなのか簡単に逃げれてしまう」
逃走:モンスターから逃げれる確率が上がる。ただし逃げれない相手には無効。
逃げれない相手とはボスなんかの事なのだろうか。このスキルは俺からすると恩恵があるか分からんがアイテムとかもなくなった時の最後の手段みたいなものなんだろう。
最後に逆境なのだが
逆境:自身のHPが3割に達すると全ステータスが上昇する。
これに関しては好き好んで使いたくない。自分からピンチになる事などないがこれをうまく使えたら無双できたりするのかな?夢はあるがリスクが高いよな。
「常時三割ならすっと倍になるのかねこれ」
「グァ?」
俺が首をかしげているとゴウカも首をかしげてくる。取り合えず手に入れたスキルを確認し持っているスキルも確認すると風魔法がレベル3になっていた。魔法スキルはレベルが上がるごとに威力に補正が突いたり新しい魔法を覚えるのが昔だったのだけど
「この世界でも同じなのかな?」
取り合えず街に戻りもう一度魔法ギルドに向かう。そのことを聞いてみたらレベルで覚える物と習得するものがあるとの事だった。しゅ、習得とかもあるのね。習得には色んな方法があるとの事だが要は見つけて学ぼうと言う事だった。
「まあ、前の作品だってあった事だ。さてと」
取れからどうするかを考える。ゴウカは俺が勝ってあげた串肉を美味しそうに食べている。それを微笑ましく見ていると遠くにいるプレイヤーが目に移った。テイマーらしいそのプレイヤーはリスやウルフに鳥のモンスターと一緒に東に向かって歩いて行った。
もう一度ゴウカを見て俺はある事を決めた。
「よし、新しいモンスターを仲間にするか」
「グァ?」
串肉に夢中で会ったゴウカは俺が立ったことでなあに?みたいに首をかしげていた。
ここは前の冒険者ギルドで解放された店の一つ本屋だ。何故ここに来たかと言うとモンスターに関する本がないかなと思ったからだ。素直にアキさんの所で情報を貰うのもありかなと思ったのだがそれを頼るのは自分で出来る事をやり尽くした後でもいいかなと思ったからだ。
「こんにちは」
「いらっしゃい、何をお探しで」
この店エクア本屋という名前であり店主は眼鏡を掛けた中年が居座っている。名前はディーという。
「モンスターの本を探してまして近くで街の近くに環境の本はありますか」
「ふむ、お前さんそんな本捜してどうするんだい?」
「いえ、契約魔法あるので契約したいモンスターがいないかな~って」
具体的にモンスターを仲間にしたいことを教えると悩んだ素振りをした後に
「悪いね、あるにはあるんだが今この店にはおいてないんだよ」
店においてないと言われてしまった。う~んもしかして条件を満たしたら貰えたりしないかな。でもここに居ても意味がないと分かり俺は外に出ようとした。
「そうですか、時間を取らせてすいませんでした」
そのまま外に出ようとしたのだがそのお前に本屋の扉が開いた。
「お邪魔するよディーって配達に来た冒険者じゃないかい」
入って来た三十台の女性は花屋の店長のニアさんだ。配達をした時に知り合ったNPCだが何でここに?
「ディー、頼まれていたもん持って来たよ」
「おお、ありがたい丁度切らしていたんだ」
そう言いながら目の前で何かを渡すニアさんにそれを嬉しそうに受け取るディーさん。なんだこれ?そんな置いてきぼりを時にニアさんはある事を思い出して俺に話しかけて来た。
「そうだ冒険者さん、私の頼みを聞いてくれないかい」
何か始まったんだけど。




