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ミツバチと黄色い花

作者: 善行望

    外は陽気な天気


    だけど


    どこか優れない


    虫たちはせかせかと


    楽しそうに振る舞う


    ミツバチが知らん顔して


    黄色い花びらの中へ


    ノックもせずに入ってた


    泥棒みたいに


    花粉を身に纏って また


    どこかへ飛んでゆく


    名前も知らない 黄色の花は


    「ありがとう」って言ってた


     自然って羨ましいな


    君と僕も・・

 

    ミツバチと花のようで


    あればよかったな


    君が悲しいときは


    僕も悲しい


    君が嬉しいときは


    僕も嬉しい


    この心が・・


    どれだけ言葉を尽くしても


    伝わらないのが


    ずっと苦しいんだ


    たぶん・・


    僕の言葉には


    強がりの針が


    ぴょこんっと でてるんだ


    君の心を傷つけはしまいか


    って尻込みして


    君の顔も 電話番号も


    知ってるのに・・


    僕には君の花まで


    届けてくれる


    心優しいミツバチが


    いないんだ・・


  


  


  


  


  



読んでくださりありがとうございました。

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