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40-なにこれ、どろどろ洞窟

 俺って、あんまり常識とか知らないからなんとも言えないんだけど。

 アジトって大体洞窟で合ってる?

 って聞けない。

 なんか恥ずかしくて聞けない。

 でも目の前にあるのは紛れもなく洞窟で、紛れもなく盗賊のアジトなんだって。


「ベタだよね」


 その言葉を待ってました!さすがはミラ。

 洞窟の中は明かりが付いてて、どこにトラップがあるかわからない奇妙な感じだ。

 っていうかさ、ちょっと地面がぬちゃぬちゃしてるんですけど。

 水分多すぎるよコレ。

 崩れちゃったりとかしないよね。

 あ、そういえば盗賊相手なんだっけ。

 これはまさか・・・。


「お宝はさ・・・」


 言いかけた瞬間に俺の頭上を矢が通り抜けた。

 もうちょっと体が大きかったら刺さってたよね。

 良かった猫で。


「今のは足を狙った矢だね。侵入者は逃がさないらしい」


 勇者の解説に、俺の場合は頭に刺さるよって言いたかったけどめんどいからやめた。

 今のは一体何が原因でトラップが発動されたのかわかんないし。

 どろどろな洞窟は、殺伐としてて先が長そう。


「ってか誰もいないじゃん」


 進めども進めども人の気配がしない。


「騙されたんじゃない?」


 勇者の表情は変わらない。ここだという確信があるみたいに頑なな表情。

 広場に出た。

 あれ、なんかこの部屋気持ち悪いんだけど。


「壁が・・・動いてない?」


 ミラも気付いているようだ。

 なにこれ、酔いそう。


「これはモンスターだ!」

「土のモンスター?」


 返答ないけどきっとそうなんだね。

 土っていうか泥?

 物理攻撃とか絶対効かなさそうで笑える。

 なんか最近戦ってばっかりじゃない?

 俺はお前らと違って体ちっちゃいんだから、疲れるんですけど。


「勇者!がんばれ!」


 それだけ言って、俺は地面にぺとりとお尻をつけた。お尻が泥まみれになる。

 剣を抜く勇者。

 いや、絶対に剣は通用しないでしょ。

 勇者は剣を両手で逆手に持ち、おもいっきり地面に突き刺した。

 そしてミラが呪文を唱える。


「エアリアル!」


 泥まみれのお尻が少しだけ浮く。


「なにこれ」

「サンダーボルト!」


 勇者の魔法が地面から壁へとビリビリ電撃が伝う。

 土のモンスターに電気は効かないのがセオリーって以前ミラに教わったことがあるけど。


「泥だから水分をたくさん含んでるでしょ?だから電気の魔法が有効なのよ」


 ということらしい。

 っていうか勇者とミラが無言で分かり合ってる感じがちょっとむかつく。


「体浮かす魔法は難しいんじゃないの?」

「ちょっとだけの浮遊なら集団でも簡単なのよ。闘技場での魔法は自在に飛び回る魔法だから高難易度だったわけよ」


 そういうものなのか。

 ならお尻が汚れる前にかけてもらいたかったな。

ずいぶんと期間があいてしまいました。

忙しいのでかんべんです。

少しずつですが、ちゃんと連載は続けるのでよろしくお願いします!

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