↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/227

魔術の実習

6月7日、編集しましたーーー



ーーーすいません! 6月9日、編集しました……

  この日の授業は魔術の実習だった。俺達生徒は、かなり広い実習室へ来ていた。


  「はい、今日は皆さんに初級魔術を教えたいと思います。と言っても皆さんは予習していると思います。なのでそれをさらに伸ばしていけるように頑張りましょう!」


  先生がそう言い、授業が始まった。


  「ではまず、火属性の魔術からいきます。先生がお手本を見せますのでしっかりと見ていてください」


  と言い、魔術を唱え始める。


  「集え、火の()達よ我が魔力に共鳴せよ」


  そう唱えた先生の手から拳程の大きさの火の玉が出来上がった。


  「火弾ファイアーボール!」


  最後にそう唱えると、火の玉は先生の手から勢いよく撃ち出され、それはそのまま離れた的に当たった。


  「「「おーーー!」」」


  生徒達がその光景に興奮していた。


  「す、凄い」

  「あんなスムーズに魔術を行使することが出来るなんて」

  「しかもすげぇ威力だ……」


  そんな生徒達の言葉に


  「い、いや、これくらいまだまだですよ〜」


  満更でもない様子の先生だった。


ーーーカッコイイ……けど、これって凄いのか? 威力はそんなでもなさそうだけど


  俺はダンジョンの魔物を見て、それを淡々と討伐してきた。俺はそれほど魔法を扱えるという訳では無いが、今先生が放った一撃は、その魔物たちには傷をつけることすらできない威力であった。


ーーー《では、生徒と教師を鑑定してみては?》


ーーーあてにならない筈だろ? それに、手加減してるだけだと思うけど


ーーー《はい。ですが、手加減しているとは限りません。参考としてやってみてはどうでしょう。 マスターの実力とどれくらいの差なのかを》


ーーー俺と他の奴らとの差……


ーーー《いいから早くしてください》

 

ーーーわ、わかったよ


  クレルに急かされ、俺は生徒と先生に鑑定を使った。


  すると、


ーーーな、なんだこれ……


  その情報は


  サデス・エルス Lv3 男

  ハイト・ハキス Lv2 男


  など、鑑定をかけた生徒達の殆どの生徒がLv2~4程であった。

  その中でも1番数値が高かった生徒はというと


  レシファ・マリノ Lv8 女


  であった。


ーーーお、他よりだいぶ高いじゃん


  そして先生は


  ハナ・シエル Lv10 女


  という数値だった。


ーーーこれって、やっぱりあてにならないんじゃないか?


ーーー《具体的な基礎能力値は測ることは出来ませんが、レベルがもし付いていたらこんな感じですよ》


ーーーえぇ……


ーーー《それくらいマスターは力を持っているということになるのです》


ーーーそうなのか?


ーーー《そうなのです》


  ちなみに現在の俺の性能ステータスはこんな感じだ。



  津田朱音 Lv180 男 


 ATC 75369 (60295UP)


 DFS 73265 (58612UP)


 SPD 85637 (68538UP)


  技能スキル


  思考加速 超反射 鑑定 神速 鬼力 圧倒的強者



  魔術マジック


  睡眠スリープ〔極大〕 探知サーチ〔半径百メートル以内〕 ポイズン〔大〕 身体強化エンチャント〔極大〕 隠密ステルス〔大〕


 副産物サブギフト


 経験値倍増


  ぶっちゃけダンジョン攻略から何も変わってない。


ーーーこれからどうすればいんだろーな。授業とか


ーーー《マスターの実力を隠すのが一番だと思います》


ーーーだよな〜、その方が面倒にならないよな


  と、そこへ先生が俺の所へやってきて


  「ツダ君、ぼーっとしてないで練習してください!」


  と、傍から見ればただぼーっと突っ立って見える俺に言った。


  「すいません……」

  「罰として一人で魔術を披露してもらいます」

  「い、今ですか?」

  「勿論です」


  クラスの視線が俺に集まる。


ーーーうわっ、どうしよう……


ーーー《取り敢えず詠唱してください》


ーーーえっ!? 俺そんなのできないよ!


 まさかの無茶ぶりに、若干キレ気味な俺。


ーーー《そこはアドリブで何とかしてください》


ーーー無茶苦茶すぎんだろ!


  「早くしてください!」


  先生が俺に言ってくる。


  「うぅ、じゃあ……」


  俺は意を決して唱え始める(アドリブ)。


  「来たれ、焔の精霊よ。燃え盛れ、紅蓮の焔よ!」


  俺が勢いよく手を前に突き出す。


  「焔の竜巻(フレイムトルネード)!!」


 

  し〜ん



  「ぷっ、ひぁぁあはっはっはっは!!」

  「ぷぷーw なにがふれいむとるねーど! だよ! かっこよすぎだろw」


  クラスが爆笑する。


  「ツダ君、もう少し真面目にやってください」

  「はい……」


  先生が呆れた様子で俺を注意した。


ーーー《厨二病乙です。マスター》


ーーーうるせぇ!


ーーー《焔てw》


ーーーもう許して……


  こうして俺の実力は見事に隠すことが出来た。

  が、それ以上に精神へのダメージは計り知れなかった………


 

いつも読んでいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。