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大学生とダンジョン(仮)  作者: あっぷるびねがー
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9.酒とおつまみ

イタシトは酒が好きらしい。俺も酒飲みだから非常に気が合う。ウィスキーや日本酒、焼酎にテキーラ。一応家には色々おいてあるが、イタシトはウィスキーが最も好きらしい。一人酒が割と多かった俺としては、飲み仲間が増えてめちゃくちゃ嬉しい。ダンジョンに潜ったあとは、イタシトと酒を飲みつつ反省会だ。ちなみにしっかりとつまみも作る。


砂肝を一口サイズに切り、炒める。塩コショウで味をつけて、ある程度火が通ればモヤシを入れる。モヤシがしなっとすればゴマ油と鶏ガラスープの素をかけて混ぜ合わせて完成。簡単な上に非常にお酒に合う。


イタシトは龍らしく肉が好物らしいのだが、特に内臓系が好きらしい。ホルモンなどを食べさせたときは感動していた。下処理がしっかりできており臭みがなかったかららしい。


「そういえば夢華よ。我を纏ったときのステータスはどの程度上がっていたのだ?」


「すべてのステータスがSS+まで上昇していた。片腕と武装のみでこれは凄すぎる。全身に纏えばどうなるか、、、。」


「やはり、全身に纏うと性能もあがるのか。」


「あぁ。だいたい5倍近く上がる。片腕と武装のときより。」


纏いの時の話やその他のダンジョンについての話を挟みながら、酒をのみ交わす。そんなことを話しているうちに、この世界の中での俺の強さのレベルの話になった。


この世界の階級は1~Kで別れている。トランプをそのまま階級に当てはめているのだ。強い順にK、Q、J、、、となっていく。ちなみに俺の階級は7だ。これは割と中堅どころの階級である。J以上の階級は世界に数えるほどしかおらず、そのなかでも、Kの階級保持者は世界に8人しかいない。オクタグラムと呼ばれている。また、階級の変更についてはダンジョン攻略やステータスの高さが影響してくる。


「なるほど。7か。レベルをあげればさらに上に行けると思うぞ。纏いを使わずともな。」


「頑張って上げて、さらに上のダンジョンにも潜ってみたいもんだ。」

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