6.自分自身のこと
松元夢華
いかにも女の子らしい名前だと自分でも思う。それが嫌で幼少の頃からスポーツに励んだ。小学生の頃は水泳、剣道、サッカー、中学高校はバスケに全力をそそいだ。レギュラーもとれていたし、青春もしっかりとしていた。それなりに充実していたと自負している。しかし、いざ大学進学となったとき俺は
「自分がなりたいものってなんだ?」
「進みたい道ってなんだ?」
そんな自問自答を繰り返していた。一年間の浪人生活を終え大学に合格して入った俺は、趣味もなにもなかった。くそほどつまらない生活だった。そんな大学生活を送っていたときあの日は来た。
11/24世界は変わった、まるでゲームのように、まるでラノベのように。
ダンジョンというものの出現がメディアで流され、政府はこれの攻略に乗り出した。ステータスというものがあり各々違っていることが確認された。どこの国よりも早く日本は、探索者制度の制定と日本探索者協会の設立に動いた。何だかんだで下地があったからなのかすぐにこの2つは通った。
20才になりダンジョンに初めて入り、魔物を殺し、レベルが上がったとき俺は吐いた。思いっきり吐い。ダンジョン内部でも、家に帰ってからも。しかし頭には妙な満足感があった。その後も何度か挑戦しそれらになれた頃、おれはひとつの決意をした。これを俺の趣味にしようと。素材を売ればアルバイトにもなるしちょうどよいだろうと。
それから1年と半年ちょっと俺は今、、、、
ダンジョンのある山の山頂の広場で壮年の男に戦闘の極意を指南してもらっている。
ここから少しずつ1話あたりの長さを伸ばしていければと思います。主人公は聖龍皇との契約で、俺TUEEEできるだけのポテンシャルになりました。しかしこのお話はあくまで一般的な感性を持った現代の若者を主人公としたいのでときたま暴走するかもですが、、、チーレムは絶対やりません。異世界にも行きません。