第三弾 〔邂逅>
マジですみませんでした<(_ _)>
言い訳は見苦しいので言いません。
結論から言うに怠けてました。こんな僕の作品でいいなら読んでください!では!
「零一、質問に答えろよ」
「・・・・・・ISDO順位序列の上位十名は常軌を逸した能力を持っている奴らだ。俺は、その中のメンバーの一人だよ。もともと十人以外にこの事は隠して内部にはニセの情報を流していた。もし、拷問でもされてISDOの主力である奴らが死んでもらっても困るからな」
「なら、零一。お前は順位序列十位以上なのか・・・。はは、俺ごときがかなうはずなんてないじゃないか。お前が本気だったら俺はもう死んでるだろ?」
雄介の目はどこか確信をした目で見つめてきた。
「そうだな。お前が出てきた瞬間から殺すことはできた・・・けどお前を殺さないようにするには少し骨が折れた」
俺は少し苦笑いを含めた顔で雄介はしかめっ面をした。
「雄介。悪いがお前を捕まえて情報を聞きださないといけない。おとなしく・・・。・・・・。」
俺は雄介に一歩踏み出したところで静かに空気と間違えるくらい静かな銃口を向けられているような感覚がした。
右斜め前のここから1・8メートルの距離のビルの七階あたりそこから発されていた。
俺はそちらの方に顔を向ける。
遠くにいるはずなのに目の前にいるような感覚。
それは相手が絶対に当たると確信している時。
心の奥まで見透かされているような冷静な視線。
ここから逃げ出しても当てられるとゆう確信
そしてしっかりと狙撃主の目と目を合わせているような感覚。
そして俺がそこに狙撃主がいることを確信させる感覚。
俺が口を開いた瞬間に極少のマズルフラッシュが見えた。
弾丸が俺の頭を狙っているのがよく見える。
―――――俺がISDOの順位序列1位・・・いや、ISDOに名前すら秘匿された順位序列ゼロであるための能力。
それはISDOの十位までの中では一番 地味で、だが強力な能力―――――
俺は弾丸の正確に見て挑発のために手に持っている銃で跳弾するように撃ち。
―――――スナイパーライフルから撃ちだされる音速の弾丸さえ見切る動体視力とその動体視力をもとに得られる情報を瞬時に反射神経ともいえるスピードで理解する直感。
それが一比木 零一が文字道理、血反吐を吐きながら手に入れた”すべて”と言える能力――――
バチンッッッッ!!!!
その弾丸がライフルの弾丸を火花を散らし弾き飛ばす。
俺は見えない目を見つめる
少し・・少しだけ銃口がずれた感覚がした。
少し見つめた後、その場からスナイパーは動かない。
それだけ次に当てることができると自身があるのだろう。
今の間に雄介が逃げていくのが見えていたが、追いかけ後ろを向くと撃たれるのが当たり前なので追いかけることができず俺は危険だと思い視線がなくなるまで後退した。
side雄介
俺はDSSの一人であろう人の支援で暗い路地を足を引きずりながら走っていた。
「はぁ・・・はぁ、まさか、零一がISDOだとは思わなかったな」
俺は足を止めると息を整えながら歩き出す。
俺が発砲事件を起こした時に確か・・・高鷹と言う奴にISDOが無視できないような名前を伝えてから見逃した・・・はずだったんだがそいつは聞いてなかったようでこの餌に引っかかるかは賭けだったんだがもう一度、繰り返さなくてよかったと思う。
そのあとはネットや学校で噂話で少しでも注目を集めさせISDOの目につくようにしていた。
後日、尾行役の奴がISDOらしき人物を見つけたと連絡が来て翌日、決行となった。
そして、今に至るというわけだ。
壁伝いに歩を進め神経が過敏になっているのか自分の息が五月蠅い。
ふと、息遣いが聞こえたので腹いせに叫ぶ。
「誰だ!!出てこい!!」
少しして後ろから一人の青年が出てきた。
「いいねぇ、僕の存在が感じ取れたんだ。素質あるよ。君」
「・・・・・」
「あらら、しまったなぁ。ブラフだったか」
青年はへらへらと顔に笑顔を貼りつかせる。
「追手か?」
返答を期待することもなく呟く。
急にあらわれた敵に考えが纏まっていない。それができるできないだけで自分のレベルの低さがわかってしまう。
「ISDOの?あんな奴らと一緒にしないでほしいけどまぁ、国家によって作られた組織だというのは外れてないかな」
予備動作なく青年が飛び込んできた。
俺は咄嗟に首に手にやり突き出された拳を防ぐ。
お、重い!
首を防い右手の甲に当たった拳の奴の手首を左手で掴み、引っ張り、右で顔を殴りつけるが奴の左手で防がれ右肘で殴られる。
「うん。その手負いでここまでできるとは思ってなかった。でもまだ弱すぎるけど・・・面白い。よし決めた。少し眠っておいてくれ?」
俺は何をされたかわかるはずもなく気絶した。
sideout
???side
私は連絡を受けある目的地に向かっていた。
そこは誰も寄り付かないようなビルの屋上。
大きめのトランクケースを持ち、長い金髪を揺らしながらその小柄な体型を駆使し縫うようにして走る。
一般人が全力で走るような速度で走っていても息一つ乱れてはいない。
目的地に着けば少し周りを見渡し中に入る。
当然、廃ビルとなっていたためエレベーターなんてものは動いておらず、階段で上るしかない。
中は薄暗く、誰かが遊び半分に侵入した名残なのか空き缶や空き袋のごみが落ちている。
屋上のカギはついていなかったためすんなりと入ることができた。
まだ春に入ったばかりで肌寒いがそんなことはどうでもよかった。
今、戦闘が行われている方角に歩を進め、トランクケースからスコープなどを出しスナイパーライフルを組み立てていく。
マットを引きそこに寝そべり風を読む。
もう私には風の音と冷たいライフルの温度と遠くに感じる気配しか感じない。
しばらくして戦闘の気配が無くなった。
私はライフルを構える。
スコープを覗き呼吸の感覚を長くする。
「・・・・・」
スコープから見えた顔は資料にあったISDOの順位序列83位の男だった。
その男はバッとこちらを向き視線があったように感じた。
とても短い時間だが長く感じる時間の中、ほんの少しだけ手が震えた。
――――――だからなのか。
その男が口を開いた瞬間、引き金を引いた。
時間を引き延ばしている感覚。
そしてスコープから見つめる狭い世界には狙った相手の脳漿が散っている・・はずだった。
その男は挑発しているのか手に持つ拳銃で跳弾させて私の弾丸を弾き飛ばした。
スコープから見える男の目には絶対に当たらないという自信があった。
いつも一発で終わっていた。
初めて外した。
スナイパーは相手が単独だろうが複数だろうが弾を外したらその場にはとどまってはいけない。
体が逃げ出そうとしたが踏みとどまる。
相手はISDOの人間。
ここで逃げ出したら次はもう撃てないかもしれない。
しかも自分自身のプライドが許せない。
だから狙い続ける。
絶対に当てられる。
少しずつ男は後退し視界から外れた。
私はすぐにライフルをトランクケースにしまい込みその場を後にする。
DSS、七人のリーダーの一人として再戦する日は必ず殺す。
私は顔に笑みが浮かんでいることには気がつかなかった。
やっぱり、異世界系の方が書きやすいです。
もうこっちは気が向いたときに更新しつつ異世界系の方を新しく始めようかなぁ~って考えてたり・・・。
ぐっだぐだになるのは目に見えてるんですけどね(苦笑)