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第二弾 〔始まりの銃声>

本当にごめんなさい。

こんな駄文読んでくれることに感謝します。

言い訳を始めます。テストの勉強があり、生徒会に立候補をして(会計になりました)東京行ってもう本当に大変だったんです。しかもスランプに入っておりまして書きたくても満足いくものができなかったんです・・・!(現在もスランプ中)では!

 俺は自室のベットに座り資料を読んでいた。

 ざっとまとめてみれば威嚇射撃された被害者は俺の通う高校の三年生、高鷹こうたか陽太ようた

 高鷹と言う男は帰宅途中、人目が少ない場所で何者かに後ろから殴られ気絶はしなかったがそれでも強い衝撃を受けた。

 すぐに後ろを振り返っても誰もいなかったため怖くなりとにかくその場から走って逃げた。

 大通りに出て少し歩いてから今度は事件のあった裏路地へと続く入り口に蹴り飛ばされまた走り行き止まりについてしまった。

 振り返れば黒い格好をした奴が銃を向け発砲してきた。

 使われた弾は一発のみで近くにあった空薬莢からその数はわかる。

 ただこの高鷹陽太をいつ学校から出てくるかは不明だ。だから狙われたのはただの偶然かもしれない。もし狙われていたのならずっと高校から出てくるまで見張るしかない。その場合、不審車か不審者でとりあえず警戒はされるだろう。

 そう考えれば無差別に高校生を狙っただけとも思える。

 この資料にかかれていた柴桜のコメントは”高校生”をそれも零一の通っている”高校の”生徒を狙ったと踏んでいるらしい。

 もしも―――いやそんなはずはない。



 何か嫌な予感が頭をよぎりそれを胸に眠った。




 学校が始まればなんということはなかった。

 俺にとって学校と言う存在は一つの精神安定剤みたいなものになっているのかもしれない。

 ここがゆういつISDOを忘れることができるから。

 学校にいても嫌な予感は無くならない。修羅場をいくつもくぐってきたためなのか今日は油断するなと直感的にわかる。

「どうした?零一。そんな怖い顔して。お前にしては珍しいな」

「雄介か。そんな怖い顔してたか?」

 どうやら顔に出ていたようだ。気を付けなければ・・・。

「あぁ、何かに憑りつかれたようにな。いつものお前じゃなかった気がする」

「そうか。悪いな。で?お前はまだ帰らないのか?」

「今日はやることがあるんだ」

「・・・用事があるなら今日は遊びに行けないか・・・。」

「悪いな」

「じゃぁ、また明日な」

「あぁ、でも、あとで電話をかけるから」

「わかった。あまり遅くにかけるなよ」

「またあとでな」




 俺は学校から出て駅の方に歩いていると後ろから尾行されている気配があった。

 そのため電車に乗ることはせず歩きで家に向かうことにした。

 俺は時折、コンビニに入ったり自動販売機で立ち止まり、道を曲がったりした。

 それでも後ろの奴はついてくる。


 辺りも暗くなってきておりもうそろそろと思うところで一本の電話をかける。

Noナンバー).6、俺のいる場所の辺りで人のいない場所を教えろそして情報操作及び隠蔽を頼む」

「こちらNoナンバー.6。了解。セーフポイントまでの経路を携帯に転送完了。情報操作及び隠蔽については十分以内に完了。今回ケースゼロを適応させますか?」

「いやエイトスリーで大丈夫だ。制圧次第連絡する」

 俺は携帯のISDOので作られたアプリを起動させ道をすぐに覚え走り出した。




 安全地帯セーフポイントに着くとそこは人気のない電車の通る線路が走る橋の下だった。

 周りにマンションや家、駅などが何もなくゆういつあるのは廃墟となったビルがちらほらと人気のない割には街灯が多くここら辺は結構な明るさを保っている。

 すぐに俺は身を隠し息を殺しじっと待つ。

 やはりすぐにやってきてきょろきょろと辺りを見回す。

 そしてケータイを取り出したところを見計らって足音を立てず走り出す。

 この足音を消し走り出す技術はISDOに必須の最初に身に着けさせられる技術だ。

 ほかにもISDOが絶対に使えなければならない技術はいくつかあるが今は関係ない。

 男のケータイを持つ腕を後ろにひねり足払いを掛けうつ伏せに倒し肩を足で踏んで固定し腕をしっかり伸ばして思いっきり引っ張る。


 ゴキンッ


「うぐぁ・・・っ!」

 肩の関節を外しそれからすぐに横っ腹を蹴り飛ばし仰向けになったところを馬乗りになり顎に一発入れて気を失わせた。


 一息ついたはずなのに何なんだろうかこの胸騒ぎは。

 俺の携帯が突然着信音とともに震える。

 発信元は雄介だった。

「・・・・・・・・」

 なぜこのタイミングでとも考えたがとりあえず応答する。

「・・・・雄介か」

 俺は電話に出る。

「どうした。雄介」

「お~零一。さっきの件なんだがなやっぱりどうも俺、今、最後の確認とって聞いたんだけど遠くに引っ越すことになるみたいでな?やっぱりお前に最後のお別れを『な?』」



 最後だけだが声が二重になって聞こえた。

 俺は真横に飛び物陰に隠れる。

 そのあとすぐに聞こえる一発の銃声。

 それは今、俺が気絶させた男の頭部を打ち抜き赤い水溜りが広がってゆく。


「とりあえず隠蔽隠蔽」

「・・・・雄介なんだよな。なんでこんなところにいる」

「お前はDSSディーソースは知ってるよな?」

「あの九年前に同時多発テロを起こした連中だろ?有名じゃないか」

 DSSの名前はある程度ネット上からあらかた消したはずなんだが・・・。

「そんなんじゃない。あの人たちはこんな腐った国の奴らを一から変えようとしている人たちだ。あの人たちはテロ集団と言われ身を隠すことを余儀なくされたが本当の悪人と言ったらお前らのISDOとしての組織が悪人だ」

「・・・・雄介は俺がISDOだとは知っているんだよな」

「あぁ、ISDO順位序列第83位、一比木いちひき 零一。まぁ、あの人たちが調べれたのは順位百位から八十位の連中の顔と名前だけだけどな」

「今から・・・いや、今はすでに俺はISDOとして動いている。発砲事件もお前の仕業ならISDOについて知っているやつは隠蔽と言う建前でお前を殺さなくちゃな」

 俺は腰にある拳銃を構える。

「はは。ちゃんとお前には俺が犯人だって気がつくのはすぐだと思ったんだがな。ヒントはしっかり与えてたろ?」

 雄介も腰の銃を構える。


「「・・・・・・・・・・・・・・・」」


 静寂が訪れる。


 ここにはほとんどの音がないあるとすればたまに吹く風の音ぐらいだろうか。


 両者とも動いたのはほぼ同時である。


 ババンッ

 二つの銃声が同時になり両者とも初手で弾をくらうことはせず半身に避けるだけだった。

「雄介!なんでお前がDSSなんかに!」

「違うな。俺はDSSの人たちと話したが仲間にはなってない!一生ついていくつもりだがな!」

 雄介は二発発砲しつつ間合いを詰めてくる。

 発砲した二発は弾が俺を避けるかのごとくぎりぎりの距離で外れる。

 殴りかかってきた雄介を俺は、雄介の殴りかかってきた銃の持ってない腕をからめとり後ろに手を捻る。

 とっさにしてしまった行動に俺は顔を少し歪める。

 雄介は銃口を俺に向ける。

 弾はまたしても俺を避けるように通り過ぎるが雄介の腕を持った手は握力が少し緩み脱出されてしまう。



「・・・零一。お前なんで弾が当たらない?少なくとも俺はISDOのぎりぎり八十番までなら相手ができると思ってんだが・・・」

「まぁ、あとで教えてやらんこともない」


 俺は雄介の方に出はなく明後日の方向に銃口を向け発砲する。

「どこに向けて撃って・・っ」

 雄介は左足の太腿を押さえ膝をつく。

 俺は雄介との距離を改めて詰め雄介の銃を蹴り飛ばした。







またいつになるかわかりませんけど頑張って行きますのでよろしくお願いします。

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