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第2話:パッカーンの後遺症・普通でいられない朝

図書室の床に残された、七色の輝きを放つ「しずく」。

アンリの内側からプシュッと溢れ出したそれは、空気に触れると甘く芳醇な香りを放ち、やがて光の粒子となって俺の右手に吸い込まれていった。

(……力が、ビクビクビッグに漲ってくる……!)

お尻ぺんぺんによってアンリを覚醒させた代償として、俺は彼女の純粋な魔力を受け取ったのだ。

「あ……ああ……。私、……どうなっちゃったの……?」

机に突っ伏したままのアンリが、弱々しく声を出す。

捲り上げられたスカートの下、真っ白なお尻には、俺の手の形をした鮮やかな赤みが残っていた。だが、彼女はそれを隠そうともせず、むしろ熱を帯びたその場所を、自分自身の指で愛おしそうになぞっている。

「アンリ、立てるか? 明日が来れば、俺たちは『普通』の幼馴染として振る舞わなきゃならないんだ」

「無理……無理よ……。だって、目を閉じると、まだお尻がぺんぺんって鳴ってる気がするの……。頭の中がパッカーンとしたままで、何も考えられないわ……」

彼女の太ももに浮かび上がった黄金の紋章が、俺の言葉に反応してビクビクと明滅した。

それは、彼女が「普通の令嬢」としての殻を脱ぎ捨て、俺専用の「魔力供給体」へと作り変えられた決定的な証だった。

翌朝:仮面の日常と、プシュッの誘惑

小鳥のさえずりが響く、爽やかな朝。

俺は鏡の前で身なりを整える。外見は昨日までの「無能な幼馴染」のままだ。だが、内側では王の魂がビッグに咆哮を上げている。

朝食の席に現れたアンリは、いつも通り完璧な淑女の装いだった。

しかし、俺と目が合った瞬間、彼女の肩がビクッと大きく跳ねる。

「お、おはよう……ございます……」

「ああ、おはよう、アンリ。昨夜はよく眠れたか?」

俺がわざと「普通」を装って尋ねると、彼女は顔を真っ赤にしてティーカップを落としそうになった。

「ええ……。でも、なんだか身体が火照ってしまって。……特に、お尻のあたりが……」

周囲のメイドたちが不審そうにこちらを見る。

俺はテーブルの下で、こっそりと彼女の足に自分の靴を触れさせた。

「ひゃうんっ!?」

アンリが椅子から飛び上がるほどの声を上げる。

同時に、彼女の身体から、昨夜と同じあの甘い香りがプシューッと微かに漂った。

「どうなさいました、アンリ様!?」

メイドが駆け寄るが、アンリは必死に顔を伏せて首を振る。

「な、なんでもないわ! ただ、急に……魔力が、そう、魔力が内側からプシュッと溢れ出しそうになっただけよ……!」

アンリは俺を上目遣いで、恨めしそうに、そして熱烈に睨みつけた。

その瞳は、さらなる「お尻ぺんぺん」によるパッカーンを、身体の芯から渇望している。

俺は確信した。アンリはもう、俺という支配者なしでは生きていけない「身体」になっているのだ。

(さあ、準備は整った。……次は、あの高慢な第一王女をパッカーンさせてやるか)

俺の脳裏には、次なる獲物……俺を無能と罵り続けてきた第一王女の、気高く、そして叩き甲斐のありそうなお尻が、鮮明に浮かび上がっていた。

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