ギルド
あるあるですよね
「見えた!あれがゲソット街か!でかいな」
「冒険者がたくさんいる街なんだ。俺より強いやつもたくさんいる」
この冒険者たちは俺が子供だから弱いと思っているのだろうが俺はこの冒険者たちよりも結構強い。
「おー!」
「とまれ!何者だ!」
門番の兵士に止められた。
「俺は忙しいんだけど?」
「怪しい奴め!このゲソット街は俺が守る!」
門番が急にやりで突いてくる。ありの止まるような遅さで簡単に目で見える。
「遅い!」
「なに!」
俺は咄嗟に門番の槍を掴んで折る。
「そんな、鋼の槍が!お前何者なんだなんでそんなに強いんだよ!」
「俺はただの冒険者になりたい人さそれ以上でもそれより下でもない」
「ヒェぇ!お通りください!」
「悪いね早く冒険者ギルドに行きたいんだよ」
俺は冒険者ギルドへ向かった。
「本当なんだよ!すげえ新人が門番をボコボコにしてたんだよ!」
どうやら俺の話が冒険者ギルドに流れてそれが流行っているっぽい。
「あーそこ邪魔だから通してくれない?」
「なんだお前!邪魔だ!引っ込んでろ!」
「さっき話してた門番を倒したの俺なんだけど」
ニコニコしながら言う。
「ヒィィいいい!すいませんでした!!どうぞお通りください」
「俺結構強いから怒らせない方がいいよ」
冒険者たちは怖い汗をかいていた。これじゃ冒険者ギルドの掃除が大変だなって思った。
「はいこちら冒険者の受付です何か御用でしょうか」
「俺冒険者登録したいんだけど」
「だったら魔物の討伐の証拠を出してもらわないといけません。強い魔物の死骸だとその分冒険者のランクも上がるんですけどあなたは子供だからやめておきなさい」
「これでいいかなよいしょ。」
俺は今まで殺してきたイノシシ20匹と狼50個を出す。
「わー!パンクしちゃいます!わかった!わかったからもう出さな行くいいですよ!」
「わかってくれたならいいよ」
俺は再びイノシシとかをアイテムボックスにしまう。
「アイテムボックス持っているんですね、何者なのよ?」
「それはいえない。とりあえず冒険者になったってことでいいのかな?」
「はい!こちらが冒険者証です」
銀色のカードがもらった。
「俺は銀からなの?結構上すぎない?」
「いえいえいえ!あんな魔物見たことありません!それくらいがちょうどいいです!!!」
「そっかじゃあ金目指して頑張るよ」
「はい!行ってらっしゃいませ!」
俺は武器が欲しくなったので冒険者ギルドを出ていった。
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