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ゴブリン退治

わりと今回の話は王道だけど面白い

肉屋は喜んで干し肉を売ってくれたし、おまけで安く売ってくれた。


「それにしても魔王の影響がこんなにも激しいなんて」


「確かに、見過ごせないレベルですよね」


俺は街を練り歩く。ここに来て1年が経ちそうだ。


「あ、勇者様!」「勇者がいるのか!」「おおー勇者様ー!」


俺は街を歩くとなると街の人たちが声をかけてくる。俺ももう有名人なんだな。


「あはは!皆んなは俺が守ってみせる!」


その刹那、細い道で女の子が助けを求める声が聞こえてきた。


「やめてー!こないで!」


「ぐへへへねぇちゃんこっちに行こうぜ!」


「やめろ!嫌がっているだろ!」


「なんだお前!!!俺は金級冒険者だぞ!」


「だからどうした」


「どうなっても知らないからな!!ふん!」


「はぁ!」


「ぐはあ!!!」


「女の子は大丈夫かい?」


「ありがとうございます!優しいんですね」


「あははは当然のことさ」


「そうだ!優しいあなたさまにお願いです!私の家の実家の畑に最近ゴブリンがやってきて農作物をめちゃくちゃにして帰ってしまうから私の畑を荒らすゴブリンを倒してください!」


「ユウキそれも多分魔王のしわざよ!」


「なんだって!よし君の家に行こう」


「ありがとうございます!!!」


女の子の家に行く。結構田舎の方にあるらしくて名前はレイナと言うらしい。


「私の家の畑です」


「これはひどいな」


野菜が全部引っこ抜かれて持っていかれている。砂漠みたいだ。


「今日の夜ここでゴブリンが来たところを全員殺そう」


「お願いします!!」


「さー結構暗くなったけどゴブリンはどこだ」


「きゃあああああああああ!!!!」


「レイナ!!!!!!!!」


「来ないでー!」


「ふん!」


「ギャアアアアアアア!」


ゴブリンがレイラを襲っていた。まさか後ろにいるなんて。こいつらに回り込む知能があるなんて。


「くそ!囲まれた!!!」


「きゃあ!500匹はいるわ!!!!!」


「こんなの王国の軍に同じくらいの強さだぞ!!!!」


「く!」


「ギャアアアアアア!!!」「グガガガガッガ」「キュイイイイイ」


「キリがないな!」


「助けが必要?」


「誰だキサマ!!!」


「私は旅の賢者よ最近勇者がこの辺りにいるって聞いたからやってきたの」


「俺は勇者だ!それならちょうどいい!手伝ってくれ」


「わかったわ」


「ホーリーライト!!!」


「ギャアアアア」「グギャアアアア」「ギャアア」「ギャアアアアウアアアア」


「デスフレイム」


「ガアアアアアアア」「ギャアア」


「強い」


「あなたこそ」


「ホーリーデスフレイム!!!」


「ギャアア!!!!」


「いい連携だった魔力は大丈夫か?ゴブリンはもういないけど」


「これでも賢者よ魔力は私は結構ある方なのよ」


「助かる」


「ギャアアアアアアア!!!」


「あれは!ゴブリンキング!!!!」


「厄介なのがきたな」


「ホーリーデスフレイム」


「ギャアア!!」


「もう一回!ホーリーデスフレイム!!!!!!」


「グギャアアア!!!!」


ゴブリンキングは燃えて死んだ。あ、素材の回収燃えてるしできなくない?


「勇者さまありがとうございました!」


「いやいやいや、当然のことをしただけさ」


レイナの畑は賢者が結界をはったようだ。これで安全だと思う。


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